※ 注意!
【 この日誌は妄想二次創作 「 堕星再輝 」 のネタバレ日誌です。「 堕星再輝 」 を読んでいない方には、なんのこっちゃ? という内容になっています 】
よろしいですか?
ども、誕生星はおおいぬ座クシー星のテオフィロスですこんばんは^^
このたびは12話にもおよぶ長い長い妄想二次創作日誌 「 堕星再輝 」 を読んでいただきましてまことにありがとうございますm(_ _)m
今回はネタバレ篇ということで本編では説明されなかった伏線について書いていこうと思います。
蛇足ではありますがお付き合いいただけましたら幸いです。
【 結局、総ての天の御使いの長って誰やねん? 】
えー、12枚の翼とか、「 暁の明星 」 という異名とかで気づいた方もいらっしゃると思いますが、そうです。その正体は 【 堕天使ルシファー 】 です。
ことの発端はクリスレイが再びスーパースターに復帰してトップスターを目指すというお話を思いついたことから始まります。
「スーパースターを超えた存在って具体的にどんなんだろう?」
そう考えた時に、スパスタの必殺技である 「 モンスター・ゾーン(究極の表現領域) 」を超える技を身につけることを目的にしよう、と思いました。
では、モンスター・ゾーンを超える表現領域って何?
モンスター(怪物)を超えるんだから、悪魔(デビル、デーモン)、神(ゴッド)、女神(ディーバ) …
どれもしっくりきません。
そんな時、ふと 「 ルシファー・ゾーン 」 ってどうだろう? と閃いたのです。
語呂としてはとてもカッコイイ! 「 デビル・ゾーン 」とか 「 ゴッド・ゾーン 」よりも響きがいい!
かくして、クリスレイがルシファー・ゾーンに覚醒するまでのお話に決まったのですが、問題はまだあります。
「ドラクエの世界観にルシファーって唐突すぎない?」
アストルティアには、女神ルティアナとその子である七柱の種族神以外に、他の世界から来訪した 「 客神 」 とも呼ばれる神々がいます。
ダーマの神やお祭の神ファルパパなどがそうです。(作中で踊り神ボニータを異世界の神と説明しましたが、アストルティア創世記によると 「 土地神 」 だそうです。訂正してお詫びします)
ですから、異世界の神という存在自体は世界観に反するものではありません。
ルシファーが出て来てもおかしくないような状況を設定できないか。
そこで、召喚の舞台となるリンジャの塔の祭壇に何かヒントがないか訪れました。
そして見つけたのです!
これは祭壇の外壁の写真なのですが、 「 ♀ 」 という記号が連なった模様に見えませんか?
「 ♀ 」 は金星を現す惑星記号です。そしてルシファーという語はラテン語で明けの明星である金星を意味する 「 ルキフェル 」 から来ているという説もあります。
かなり強引ですが、なんとかルシファー召還とリンジャの塔の祭壇が繋がりました。
作中でヒストリカ博士が 「 召還したい存在にふさわしい触媒が必要なのでは? 」 と言ってましたが、ルシファーが召還されたのはこの「 ♀ 」という模様に反応したんですね。
ただ、ここへ来て 「 ルシファーをやっつけたからルシファー・ゾーンってどうなの? 」 という疑問がわきました。
また、唐突にルシファーという単語を出すのもためらわれました。
結局、紆余曲折を経てクリスレイという名前にちなみ 「 クライスト・ゾーン 」 に落ち着いたのでしたw
【 ルシファーとクリスレイの関係 】
これはもうクリスレイという名前から 「 Christ Ray ( 神の子の光 )」というダジャレでこじつけましたw 神に叛逆した天使長ルシファーと神の子クリスレイという相克ですね。
また、タイトルの 「 堕星再輝 」 は地に堕ちたスーパースター( 星 )であるクリスレイが再び輝くまでのお話という意味なのですが、 同じように、「 暁の子、明けの明星とと呼ばれながら地に堕とされたルシファーが神を斃し再び天に輝く存在となる 」という対の物語であるという意味もあります。
第十一話でクリスレイが 「 再び天に輝く星になる 」 というルシファーの言葉にブチ切れたのはそういう対比があったのですね(^^ゞ
と、いうわけでこれが 「 堕星再輝 」の裏話です。
『 そういうことはちゃんと話を読んだ時点で分かるように書かんかいっ! 』
とツッコミが聞こえてきそうですが、仰るとおりでございます(T-T)
まだまだ未熟者ですが、今後もウンザリすることなく妄想二次創作日誌を読んでいただければこれに優る喜びはありません(^^)/