※注意
【この日誌にはVer.6.2メインストーリークリアまでの『重大なネタバレ』が含まれています】
・Ver.6.2メインストーリーをクリアしていない方
・ネタバレを気にする方
上記二点の両方もしくはどちらかに該当する方は、閲覧しないことをオススメします。
よろしいですか?
本当によろしいですか?
本当に本当によろしいですか?
それではお話いたしましょう。
【 ジア・クト念晶体 について思うこと 】
“ とこしえの虹 の補足 ”
「とこしえの虹」が実装されたのはVer.4.5(前期)のアップデートでした。
○ なぜ、このタイミングで「とこしえの虹」が実装されたのか?
Ver.4.5ともなれば、すでにVer.5の開発も始まっていたと考えて自然でしょう。
Ver.5のラスボスは異界滅神ジャゴヌバに決まっていたそうなので、「ジャゴヌバとは一体何者なのか?」という構想もある程度考えていたと思われます。
そして、開発と運営はドラクエ10を今後も続ける意志があったようなので、この時点ですでにVer.6以降の「敵」をどのような存在にするか決めておく必要もあったと思います。
Ver.6からいきなり脈絡の無い敵が現われてもVer.1~5のストーリーとの一貫性が保てません。
そこで、Ver.6からの敵として新たに設定したのが「異界滅神の一族であり、女神ルティアナの故郷である『とこしえの揺り籠』を滅ぼした存在」だと思うのです。
おそらくすでに、「ジャゴヌバは生命を鉱物に変える力を持っていた」という設定は存在し、Ver.6の敵は鉱物のような見た目にするとある程度構想してたのではないでしょうか。
その伏線としてジア・クト念晶体や「謎の鉱石」によく似ている「とこしえの虹」をVer.4.5(前期)のアップデートで実装したのだと私は推測します。
○ 「とこしえの虹」 と 「謎の鉱石」 は同じものか?
結論から言うと、「とこしえの虹」と「謎の鉱石」は 「 同じ先祖を持ちながら長い年月の間に枝分かれした兄弟 」 だと私は考えています。
※ 注! ここからは私の完全な妄想です。ご了承ください。
…はるかな昔、異なる宇宙に一つの生命体が誕生しました。
その名は「念晶体」。
鉱物でありながら意志を持つそれは、他の生命体を鉱物と変え自らの肉体に取り込む力を持っていました。
やがて、際限の無い膨張の果てに知性を獲得した念晶体は、今度は明確な意志を持って他の生命体を侵略し始めました。
他の生命体を鉱物化して取り込むのではなく、鉱物化した後に自我をもった道具(ひとかけら)として扱うようにしたのです。
しかし、念晶体の意志はひとつではありませんでした。
ヒトに善と悪の両面があるように念晶体の善の意志は他の生命体を侵略することに反対し激しく争った結果、念晶体の体は二つに引き裂かれました。
善の意志を持った念晶体は 「虹の念晶体」 に
悪の意志を持った念晶体は 「ジア・クト念晶体」 となったのです。
さらに長い年月が流れ、ジア・クト念晶体は他の生命体を侵略し続け着々と勢力を拡大していました。
ジア・クト念晶体は「自分たちには無い力を持つ者を侵略し、その力を取り込む」という欲求を本能として持っていたのです。
そして、次に狙いを定めたのがキュレクスの先祖の一族でした。
当時、キュレクスの先祖たちは時渡りの力には目覚めていませんでしたが、異なる世界を渡る力を持っていました。
ジア・クト念晶体はその世界を渡る力を狙ったのです。
キュレクスの先祖たちは抵抗しなんとか滅びは免れましたが、多くの仲間たちがジア・クト念晶体に取り込まれ世界を渡る力を奪われました。
世界を渡る力を奪ったジア・クト念晶体は、世界を渡りついに他の宇宙への侵略を開始します。
そうです。女神ルティアナの故郷である「とこしえの揺り籠」に攻め入ったのです。
一方、ジア・クト念晶体と袂を分かった虹の念晶体は細々と生きながらえてました。
そこへ、キュレクスの先祖たちが助けを求めます。
かつての自分の半身であるジア・クト念晶体が他の宇宙に攻め入ったことに責任と危機感を感じた虹の念晶体は、ジア・クト念晶体を止めるためにキュレクスの先祖たちの力を借り世界を渡って「とこしえの揺り籠」へと向かいました。
こうして、「ジア・クト念晶体」と、「とこしえの揺り籠の神々(ルティアナたち)」 「虹の念晶体」 「キュレクスの先祖たち」 による宇宙を震撼させる大戦が始まったのです。
その4に続く