※ 注意!
【この日誌にはVer.6.2メインストーリークリアまでの『重大なネタバレ』が含まれています】
・Ver.6.2メインストーリーをクリアしていない方
・ネタバレを気にする方
上記二点の両方もしくはどちらかに該当する方は、閲覧しないことをオススメします。
※ 特に要注意!!
【この日誌は私が6.2のストーリーを遊んだ上で抱いた 『 妄想考察日誌 』 です。実際のゲーム内のストーリーや設定とは様々な矛盾が存在しますのでご了承ください】
よろしいですか?
本当によろしいですか?
本当に本当によろしいですか?
それではお話いたしましょう。
【 アストルティアの創造 】
“ アストルティアの創造 ”
とこしえの揺り籠を旅立った女神ルティアナと天使たちは長い長い旅路の果てに安息の地へとたどり着き、ここに新しい世界を創ることとしました。
ルティアナはとこしえの揺り籠の古き神々から授かった「創世の力」を用いて海を、大地を、空を、太陽を、月を生み出しました。そして、源世庫パニガルムに収めていた「揺り籠の遺産」を参考に、木々を、花を、ヒト以外の生き物を生み出したのです。
一方、天使たちはルティアナが生み出した浮遊大陸の一部を使って自分たちの拠点となる「天星郷フォーリオン」を建造しました。フォーリオン建造にあたってはルティアナの助力はほとんどなく、ルティアナが生み出した鉱山の鉱石を天使自ら採掘し、ルティアナが生み出した木々や花々を天使自ら育てました。
ルティアナが天使を手助けしなかったのにはいくつか理由があります。
まず、世界の創造に力を割いていたこと。
ルティアナは「とこしえの揺り籠」では若い神であり、世界の創造、統治に関して圧倒的に経験を欠いていました。ありていに言って未熟だったのです。
そして、世界の創造と同時にジア・クトの襲来にも備えなければなりませんでした。
むしろこちらの方が急務だったと言ってもよいでしょう。
ジア・クトへの備えは虹の念晶体(の分身)の助力を得て、ジア・クトの目からアストルティアを隠すための結界である「アストルティアの楯」を創ることでひとまず解決しました。
“ 七柱の神々と七種族の創造 ”
アストルティアの楯を創りジア・クトの探索の目から逃れたことにひとまず安堵したルティアナは、いよいよ神とヒトの創造に取りかかります。
最初に生み出したのは空の神ナドラガでした。
ナドラガにはとにかく「強さ」を求めました。
アストルティアの楯の結界が破られ再びジア・クトの襲来に晒された時に、ルティアナに代わり全ての神々とヒトを率いて戦えるように。
やがてルティアナの望み通りナドラガは強くたくましい神へと成長し、自らの姿に似せたヒト「竜族」を生み出して浮遊大陸ナドラガンドを発展させました。
順風満帆に世界の創造が続いていると思われましたが、様々な問題も発生していました。
源世庫パニガルムから危険なモンスターが溢れ出てきたのです。
とこしえの揺り籠を脱出する時にルティアナの命を受け世界の様々なモノを「揺り籠の遺産」としてパニガルムに入れたのは天使たちでした。
ですが、脱出までの時間的余裕がなかったためあらゆるモノを選別することなくとにかく詰め込んだのです。
その中には、あろうことかモンスターも含まれていたのでした。
パニガルムから溢れたモンスターはナドラガンドやまだヒトが住んでいない地上へと散らばって行きました。
これを見たルティアナは世界をモンスターが跋扈する前に他の神々を生み出すことを急ぎました。
そこにナドラガが異を唱えます。
「我ひとりあれば他の神など必要ない」 と。
しかし、ルティアナは静かに答えました。
「異なる才や個性を持つ者たちが手を結んだ時、そこには比類なき強きチカラが生まれる。わたしはジア・クトとの戦いでそれを学びました。アストルティアで何よりも強いチカラは調和なのです」
こうして、ルティアナはナドラガの弟妹である六柱の種族神、エルドナ、ガズバラン、ワギ、マリーヌ、ピナヘト、グランゼニスを生み出しました。
そして、それぞれの神々もまた自らの姿に似せてヒトを生み出したのです。
ただ一柱、ガズバランだけはパニガルムから逃げ出して地上を荒らしていたモンスターを素体として、ヒトの心を宿すことでオーガという種族にしました。
ルティアナの願い通り世界は様々な個性や才を持った生命が溢れる楽園となりつつありました。
ところが、天星郷フォーリオンにおいて大事件が発生します。
のちに世に語られることとなる「いにしえの大崩壊」です。
その6に続く