※ 注意!
【この日誌にはVer.6.2メインストーリークリアまでの『重大なネタバレ』が含まれています】
・ Ver.6.2メインストーリーをクリアしていない方
・ ネタバレを気にする方
上記二点の両方もしくはどちらかに該当する方は、閲覧しないことをオススメします。
※ 特に要注意!!
【この日誌は私が6.2のストーリーを遊んだ上で抱いた疑問を解消するための自己満足な 『 妄想考察日誌 』 です。実際のゲーム内のストーリーや設定とは様々な矛盾が存在しますのでご了承ください】
よろしいですか?
本当によろしいですか?
本当に、本当によろしいですか?
それではお話いたしましょう。
【 ナドラガの乱 】
“ 長兄ナドラガの暴走 ”
ナドラグラム。
それはナドラガンドの中心に位置するナドラガ神の居城であり、七柱の種族神が一同に会して話し合いを行う調停の祭壇がある神聖な都である。
その日もまた、七柱の種族神たちによる話し合いが行われていました。
いつもは和やかな雰囲気で進む話し合いでしたがその時は違っていました。
長兄であるナドラガが突然、弟妹たちに向かって言い放ったのです。
「七種族の中でもっとも優れた種族は竜族だ。だから、竜族が他の六種族を支配するのがふさわしい」
と。
他の種族神たちは激しく反対しました。
ただ一柱、末弟のグランゼニスだけがナドラガの意見に賛意を示しました。
「ナドラガ兄さんの言うことにも一理ある。支配するとは言わないまでも、空の裁定者である竜族に種族間の争いを調停してもらえるよう権限を付与してはどうかな?ヒトとヒトの争いは、神の威光をもって鎮めるのではなくヒトの手で解決するのが私は良いと思う」
このグランゼニスの発言には兄姉たちも耳を傾け、ひとまず結論は先送りにしてその日の話し合いは解散となりました。
しかし、グランゼニスの言葉に何より激昂していたのは他ならぬナドラガでした。
「なぜお前はそう素直なのだ?」
「他者を疑うということを知らないのか?」
「純粋無垢を絵に描いたような神格」
「光の申し子にふさわしい振る舞い」
「他の弟妹たちも、皆お前のそういう屈託のないところを好いている」
「母ルティアナもそうだった」
「いつもお前だけが母の愛を独占していた」
「憎い 憎い 憎い…!」
ナドラガが竜族を率いてグランゼニスが治めるレンダーシア大陸に攻め入ったのは、それからしばらくしてからのことでした。
“ ナドラガ 対 六種族神 ”
突然ナドラガと竜族の侵攻を受けたレンダーシア大陸の人間たちは苦戦を強いられました。
人間と竜族では戦闘力が比較にならないからです。
一方的に蹂躙されるばかりの人間たち。
しかし、そこに他の五種族の民と種族神が助力に現われます。
形勢は逆転し、ナドラガと竜族は反対に追い詰められていきました。
窮地に陥ったナドラガは禁忌に手を出しました。
母ルティアナの仇であるジャゴヌバと契約し助力を請うたのです。
この頃、ジャゴヌバという名前は「忌み名」として忌避されており「大いなる闇の根源」と呼ばれるようになっていました。
魔瘴を取り込み邪竜神となったナドラガは再び攻勢にうつりました。
戦いはさらに激化し、アストルティアはその後長い戦火に包まれることになるのです。
“ 天使たちの不干渉 ”
この戦いにおいても、フォーリオンの天使たちは不干渉を貫きました。
ルティアナを失ったことにより明確な目的を自分たちで見いだすことができず、「大崩壊」によって過去の記録も消失し、行動の指針を決めることが出来なかったのです。
また、密かに暗躍していた傀儡の天使が、天使たちの意思統一を妨げていたという事情もありました。
その12 に続く