※ 注意!
【この日誌にはVer.6.2メインストーリークリアまでの『重大なネタバレ』が含まれています】
・ Ver.6.2メインストーリーをクリアしていない方
・ ネタバレを気にする方
上記二点の両方もしくはどちらかに該当する方は、閲覧しないことをオススメします。
※ 特に要注意!!
【この日誌は私が6.2のストーリーを遊んだ上で抱いた疑問を解消するための自己満足な 『 妄想考察日誌 』 です。実際のゲーム内のストーリーや設定とは様々な矛盾が存在しますのでご了承ください】
よろしいですか?
本当によろしいですか?
本当に、本当によろしいですか?
それではお話いたしましょう。
【 ナドラガの乱 始末記 】
“ 竜族の贖罪と救済 ”
ナドラガンドの五つの領界の竜族にはグランゼニスを除く五神が贖罪のための罰を与えました。
ガズバランが炎の領界を。
ピナヘトが氷の領界を。
ワギが闇の領界を。
マリーヌが水の領界を。
エルドナが嵐の領界を。
それぞれ担当しました。
そして各々の眷属である神獣に領界の管理とそこに住む竜族の守護を任せたのです。
竜族に対するこの仕打ちに対しては五柱の神の間でも意見が分かれました。
ガズバランは竜族に厳しい罰を与えるべきだと主張しました。
しかし、他の神は「竜族はナドラガに従っただけ」と反論しました。
五神は話し合い、各々の裁量で竜族に対する救済措置を設けました。
ピナヘトは凍てつく氷の領界の竜族が飢えで苦しまないように「恵みの木」を植え、その管理を眷属の神獣シナリディに任せました。
ワギは闇の領界の竜族が毒に侵されても命を失わないように「浄化の月」を作りました。
また、竜族が罪を贖った時に自らの手で罰から解放されるように、「新たな裁定者」が現われたら罪が許されるようにしました。
さらに「新たな裁定者」が現われなくても、数千年の後には「聖塔」の下端が闇の辺獄に到達し竜族が「楽園」に逃れられるように配慮したのです。
後の管理は眷属の神獣パチャティカに任せました。
マリーヌは表面上は冷酷さを装っていましたが心中は竜族の救済を望んでいました。
そんな時、水中に沈んだ水都ルシュカの姫の願いを聞いた神獣カシャルが「竜族を救い、ともに生きていきたい」と許しを乞いに来ました。
不器用なマリーヌは「ナドラガンドの未来は、竜の民たちが自らの手で切り開かねばならない。それを支えるのは構わぬが、彼らの意志を左右させぬようお前から声を奪おう」
という条件と引き替えに、カシャルの願いを聞き入れました。
エルドナが担当した嵐の領界は強風が吹き荒れ雷が絶え間なく落ちるものの、他の領界に比べればまだ穏やかな環境だった(少なくとも水があり畑で作物を採ることができた)ため、眷属である神獣アマカムシカに後のことは任せました。
ガズバランは竜族の悪行に心底怒っていたので自らは特に何もせず、眷属である神獣・聖鳥フェザリアスに丸投げしました。
竜族の処遇が決まると、最後に五神はアストルティアに残されたナドラガンドの浮遊する大地の一部を使って、天星郷フォーリオンの周囲に「試練場」を創りました。
試練場には創世のピラーが安置され、そのエネルギーで維持することになりました。
これらのことを済ませると全てのチカラを使い果たした五柱の神は、肉体を失い魂だけの存在となり、アストルティアに干渉する力を失ったのです。
“ グランゼニスのその後 ”
ナドラガ討伐後、グランゼニスは再びレンダーシア大陸が戦火に見舞われないように、自らの血で「神の緋石」という巨大な結界石を四つ創り、それぞれをレンダーシアのセレド山、モンセロ温泉郷、ソーラリア峡谷、デフェル荒野に配置して異界からの侵攻を防ぐ結界を張ることにしました。
この結界は本来ナドラガや竜族の再侵攻に備えたものでしたが、後世においては魔族の侵攻を防ぐのに役立ちました。
また、古き友人である客神のダーマ神に頼んで、いずれアストルティアに危機が迫った時にヒトの勇士を鍛えるために力を貸してもらう約束をしました。
ソーラリア峡谷のグランゼニス宮(のちの古き神の遺跡)にはナドラガの乱の顛末を記した壁画を残しました。
以上のことを済ませると、他の五神のように肉体を失うほどではないにしてもほとんどのチカラを使い果たしたグランゼニスは休息のために永い眠りにつきました。
こうして、アストルティアからは創世に携わった全ての神々が姿を消したのです。
その14 に続く