※ 注意!
【この日誌にはVer.6.2メインストーリークリアまでの『重大なネタバレ』が含まれています】
・ Ver.6.2メインストーリーをクリアしていない方
・ ネタバレを気にする方
上記二点の両方もしくはどちらかに該当する方は、閲覧しないことをオススメします。
※ 特に要注意!!
【この日誌は私が6.2のストーリーを遊んだ上で抱いた疑問を解消するための自己満足な 『 妄想考察日誌 』 です。実際のゲーム内のストーリーや設定とは様々な矛盾が存在しますのでご了承ください】
よろしいですか?
本当によろしいですか?
本当に、本当によろしいですか?
それではお話いたしましょう。
【 神話時代の黄昏 】
“ 歪められた神化の儀 ”
神々が姿を消したあと、フォーリオンの天使たちは新たな神を生み出す「神化の儀」の準備に取りかかりました。
神の不在が長引けばジア・クトの脅威に対抗できなくなるからです。
それを知ったジア・クトの傀儡の天使は、他の天使たちを言葉巧みに誘導し「神化の儀」を焦るべきではないと説きました。
「神となるにふさわしい英雄ともなれば比類なき業績をあげたものに他ならない。だが、今このアストルティアにそのような者は残念ながら見当たらぬ。早急に事を運び、ふさわしくない者を神にすればそれこそ取り返しがつかないだろう。ジア・クトは脅威だが、であればこそ万全を期すためにここは時間をかけて英雄に足る者を見定めるべきではないか」
結果として、傀儡の天使のこの発言はフォーリオンの中枢である聖天舎の組織化を促進し星導課や戦務課など強固な態勢を築く一助となるのですが、とにもかくにも「神化の儀」を遅らせることには成功したのです。
そして、「神化の儀」が遅れれば遅れるほど傀儡の天使が策謀を巡らす機会も多くなりました。
傀儡の天使は幾世代にも渡って何も知らぬ天使たちにプロパガンダを行い、
・ 天使の存在意義はルティアナに命じられた「神化の儀」をつつがなく行うことである。
・ それこそが天使にとって最も重要な使命である。
・ ゆえに天使は公平性を保つため下界には可能な限り干渉してはならない。
・ 下界において、例え魔界やナドラガンドによる侵攻があっても手助けしてはならない。
という間違った教えを植え付けていきました。
こうして、天使と天星郷フォーリオンの存在はアストルティアの歴史から姿を消し、おとぎ話や伝説、教典の中でのみ語られる存在となったのです。
“ 六聖陣の魔界遠征 ”
ナドラガの乱によって荒廃した六大陸の復興は困難を極めました。
人々が心の拠り所とした神は、もはや存在しないのですから。
かつて神の助力により栄華を極めた文明はことごとく崩壊し、人々の暮らしは数千年の退行を余儀なくされたのです。
そのような状況では神に対する信仰も薄れていき、ルティアナをはじめ七柱の種族神の名前もだんだんと忘れられていきました。
代わりに、土着の神(精霊)や客神である「山神イプチャル」「転職の神ダーマ」などが信仰されるようになりました。
少しずつではあるけれど復興を始めた六種族ですが、深刻な問題がありました。
「魔族」による襲撃です。
アストルティアの民にとっては「魔族」も「魔界」も未知の存在でした。
自分たちと姿形は似ていても明らかに邪悪なそれらを六種族は嫌悪し憎み、恐れました。
魔族の襲来は組織的なものではなく散発的であり、その目的もどちらかと言えば「憂さ晴らし」のような感じでした。
とにかく、ありとあらゆるものを殺し、破壊することに喜びを見出しているようだったのです。
度重なる魔族の襲撃を憂慮した光の郷フィネトカの「六聖陣」は、ヒトの中でも屈強な戦士である「闘戦士」たちを引き連れ、魔界に出征しました。
フィネトカには神話時代の記録が詳細に残っていたので、「光の河の底に魔界がある」ということは分かっていました。
(ただし、魔界がかつてアストルティアから切り離された大地の一部であり、魔族は六種族のなれの果てだということは伝わっていませんでした)
六聖陣と闘戦士による魔界遠征は何度か行われ、その都度魔族の軍勢を大敗させ戦力を削いでいきました。
六聖陣たちは快進撃を続け魔界討伐も達成されるかと思えた時、彼らの前に立ちはだかった魔族がいました。
「はじまりの大魔王 ゴダ」 です。
その15 に続く