※ 注意!
【この日誌にはVer.6.2メインストーリークリアまでの『重大なネタバレ』が含まれています】
・ Ver.6.2メインストーリーをクリアしていない方
・ ネタバレを気にする方
上記二点の両方もしくはどちらかに該当する方は、閲覧しないことをオススメします。
※ 特に要注意!!
【この日誌は私が6.2のストーリーを遊んだ上で抱いた疑問を解消するための自己満足な 『 妄想考察日誌 』 です。実際のゲーム内のストーリーや設定とは様々な矛盾が存在しますのでご了承ください】
よろしいですか?
本当によろしいですか?
本当に、本当によろしいですか?
それではお話いたしましょう。
【 はじまりの大魔王 ゴダ 】
“ 地獄と化した魔界 ”
ルティアナとジャゴヌバが封印された後のアストルティアから切り離された「魔界」は、ひとことで言えば地獄そのものでした。
ジャゴヌバの肉体はデモンマウンテンの地下深くに封印されたとはいえ、絶えず濃密な魔瘴を吹き出し魔界全土を穢していました。
魔瘴への耐性を獲得し「魔族」に身をやつしてまで生き残った六種族も、わずかな食糧や魔瘴に穢されていない土地を巡って互いに争いさらに数を減らしていきました。
加えて魔瘴により凶暴化した魔物たちが魔族の生存を脅かしたのです。
魔族となった六種族は自分たちを見捨てたルティアナへの怨嗟の声を吐きながら死んでいきました。そしてその恨みや憎しみの感情は封印されたジャゴヌバを刺激し、その身から吹き出す魔瘴をさらに活性化させたのです。
“ 魔族の変化 ”
魔瘴をその身に宿した魔族は元来の六種族とは異なる生態を獲得しました。
過酷な環境であるため生まれた子どもの大半は成長する前に飢えや病で亡くなりましたが、それを補う形で魔族は千年を超える長寿命と不老を得ました。
また、肉体的な頑強さもヒトとは比べものにならず、特に魔力においては個人差があるもののヒトを遥かに凌駕する者も多数現われました。
一方、魔界においては「自分以外は全て敵」という考えが当たり前だったため、国を作ろうという者はいませんでした。
小さな集落は点在したものの、それも「他の魔族や魔物から自分の身を守る」という利害が一致した結果であり、アストルティアに見られるような信頼や友愛、血縁による繋がりではなかったのです。
極端なことを言えば、「いざとなったら他人を犠牲にして自分だけは助かろう」という集まりでした。
このような時代が何千年も続き、当時アストルティアで起こっていた「ナドラガの乱」に干渉する余裕など魔界には無かったのです。
“ 魔族による散発的なアストルティア侵攻 ”
アストルティアで「ナドラガの乱」が終結を迎えた頃、魔界でも大きな変化が起きていました。
「アストルティアに渡るための 『 門 』 を作る魔法」
が開発されたのです。
ただし、この魔法は莫大な魔力を必要とする上に成功率が低く多用できる代物ではありませんでした。
それでも、「アストルティアで暴れたい」という魔族や魔物は後を絶たずこの『門』の魔法によって多くの魔族と魔物がアストルティアに渡りました。
もっとも、その半数はアストルティアにたどり着けず行方不明になり、残りの半数も「六聖陣」や「闘戦士」によって倒され、魔界に戻ることは叶わなかったのです。
それどころか、度重なる魔族たちの「気まぐれな」アストルティアへの侵攻は、六聖陣と闘戦士たちの逆侵攻という事態を招いたのでした。
幾度にも渡る六聖陣たちの侵攻に対し、魔界は連戦連敗を重ねました。
しかし、もはや何度目かも分からぬ六聖陣たちの侵攻をついに退ける者が現われたのです。
「 はじまりの大魔王 ゴダ 」
がアストルティアの歴史に初めて登場した瞬間でした。
その16 に続く