※ 注意!
【この日誌にはVer.5ストーリークリアまでの様々なネタバレが含まれております】
【この日誌は妄想考察日誌です。広い心でお読み下さい】
よろしいですか?
【 大魔王マデサゴーラはどのように侵攻してきたか? 】
マデサゴーラの侵攻ルートは「光の河」を通ってきたということが判明しています。
魔幻宮殿の創世番号016は次のように語っています。
「 大魔王様は 光の河の奥底より 出でしとき
創生のチカラの破片を発見し 手中に収めた 」
マデサゴーラはこの創世のチカラの破片を用いて自らの創作意欲の赴くままに偽のレンダーシア大陸を創造するわけです。
しかし、なぜマデサゴーラはわざわざ光の河を通ってアストルティアに攻め入ったのでしょうか?
もっと楽な方法は無かったのでしょうか?
というのも、ゼクレス魔導国の民家の書棚にある「魔導の王国 その歴史」という本には次のような記述があるからです。
「 長く 大魔王を輩出せざる ゼクレス魔導国が
なにゆえ 魔界において 敬意を払われるのか。
その答えは この国で生み出された魔術にある。
古来より 代々の大魔王たちが
アストルティアへと 侵攻せんがため
用いてきた 魔法の門……
かの 偉大なる術を 編み出せし者こそが
ゼクレス王家に連なる 魔導士だったのだ。
ゆえに ゼクレスは 魔導国と呼ばれる 」
○ マデサゴーラが「魔法の門」を使わなかった理由
これは私の推測なのですが、
「大軍が通れるほどの巨大な魔法の門を開き長時間維持するには、魔導に精通したゼクレスの練達の魔道士たちの協力が必要不可欠なのでは」
と思うのです。
それならばゼクレス魔導国に協力を仰げば良い話ですが、一方でマデサゴーラは真・魔幻宮殿の書棚にある「出征の辞」と言う手記に次のような記述を残しています。
「 余が 大魔王の座について 幾年月。
魔界の戦乱は 収まり いよいよ
アストルティアへの 侵略に乗り出す時が来た。
(中略)
余に 万が一のことがあれば
古だぬきのゼクレスや 暴れ馬のバルディスタが
黙ってはいまい。魔界は再び 乱れるだろう。
(後略) 」
おそらく、マデサゴーラは大魔王位は戴冠したものの魔界の全土を掌握してはいなかったのでしょう。
ゼクレスやバルディスタはあくまで 「ゴーラに敵対しない。マデサゴーラの邪魔をしない」 という消極的協力関係にあっただけで、隙あらばいつでも反旗を翻す危険をはらんでいたのではないかと思うのです。
従って、マデサゴーラはゼクレスを信じられず自軍だけの力でアストルティアに渡らなければならなかったのです。
○ マデサゴーラがアストルティア侵攻を開始したのはいつか?
「アストルティア秘聞録」には「20年前に大魔王マデサゴーラがアストルティアへ出征」とあります。
さらに、
「当時はルクスガルン大空洞のような魔界とアストルティアをつなぐ道が開通していない状態だったため、行軍には大変な手間がかかり、実際にアストルティアに到達するのは数年後のこと」
とあるので、やはり「魔法の門」を使わず魔界からアストルティアへ進軍するのはあまり一般的な方法ではないと思うのです。
○ マデサゴーラはアストルティアのどこに出現したのか?
光の河を渡ってきたのなら、その出口も光の河であると考えるのが自然です。
しかし、あまりに人里に近いところに魔界の大軍勢が現われればアストルティア側の危機意識を刺激し過ぎて本格的な侵攻を開始する前にマデサゴーラ軍にも少なくない被害が出るでしょう。
以上のことを考慮すると、マデサゴーラが出現したのはレンダーシア大陸のデフェル荒野の東の沖合にある光の河だと推測します。
○ マデサゴーラ軍の前線基地
マデサゴーラは光の河の中で創世のチカラの破片を手に入れました。
そのチカラでまずは魔幻宮殿を作り、アストルティア侵攻の前線基地・兼・仮の居城としたのでしょう。
【その3 「ネロドスとヴァルザードはどのように侵攻してきたか?」 に続きます】