2022-08-09 19:21:30.0 2022-08-09 22:50:43.0テーマ:その他
【妄想考察】 ネロドスとヴァルザードはどのようにして(どこを通って)アストルティアに侵攻してきたのか?
※ 注意!
【この日誌にはVer.5ストーリークリアまでの様々なネタバレが含まれております】
【この日誌は妄想考察日誌です。広い心でお読み下さい】
よろしいですか?
【 ネロドスとヴァルザードはどのように侵攻してきたか? 】
ゼクレス魔導国の民家の書棚にある「魔導の王国 その歴史」という本には次のような記述があります。
「 長く 大魔王を輩出せざる ゼクレス魔導国が
なにゆえ 魔界において 敬意を払われるのか。
その答えは この国で生み出された魔術にある。
古来より 代々の大魔王たちが
アストルティアへと 侵攻せんがため
用いてきた 魔法の門……
かの 偉大なる術を 編み出せし者こそが
ゼクレス王家に連なる 魔導士だったのだ。
ゆえに ゼクレスは 魔導国と呼ばれる 」
おそらくネロドスもヴァルザードも、この 「魔法の門」 を使ってアストルティアに渡ってきたのでしょう。
○ ネロドスとヴァルザードが、ゼクレスの魔法の門を使った理由
上記の本の記述では
「かの 偉大なる術を 編み出せし者こそが
ゼクレス王家に連なる 魔導士だったのだ」
としか書いてありません。
単純に考えれば、一度編み出された術ならばそれを模倣、再現しようと他の国でも研究が重ねられることでしょう。
現実世界においても、世界を一変させるような発明(例えば、飛行機、核兵器、コンピュータなど)をしたからといって、それを発明した国がその後もずっと尊敬され続けるということはまずありません。(発明した本人はともかく)
これは私の推測ですが、ゼクレス魔導国が敬意を払われ続けている理由は
「魔法の門を開くための秘術の要を独占しているから」
ではないかと思うのです。
その要が儀式に必要な呪物なのか、儀式を行う魔道士の人数なのか、呪文なのか、魔法陣なのか、それは分かりません。
ですが、他国には容易には真似できない要を有することにより、ゼクレスは魔法の門を他国との交渉カードに利用してきたのではないでしょうか。
「アストルティアに軍勢を率いて渡りたいのであれば、我がゼクレスに敬意を払って協力を仰げ」
と。
ヴァルザードは海運都市ザードを統治していた経験から、ゼクレスとの交渉にメリットを感じたのでしょう。不要なコストや時間をかけるより、素直にゼクレスに協力してもらった方が良いと。
ネロドスの方はゼクレスに協力を求めた理由がいまいちわかりません。もしかすると「不死」という能力に絶対の自信を持っていた彼はアストルティアを征服した後に用済みとなったゼクレスを叩きつぶすつもりだったのかもしれません。
悪党によくある
「今は貴様らの思惑にのってやろう。だが、そういつも己の意のままに他者を操られるとは思わぬことだ。せいぜい束の間の優越感にひたっているが良い…」
という心境だったのかもしれませんね。
○ ネロドスとヴァルザードがアストルティアに攻めてきたのはいつか?
ネロドスは約1000年前にアストルティアに侵攻し、当時の勇者であるアルヴァンによって倒されています。
ヴァルザードは約3500年前にアストルティアに侵攻し、当時の勇者であるアジールと盟友、そして賢者ワルスタットによって倒されています。
○ ネロドスとヴァルザードはアストルティアのどこに渡ってきたのか?
これに関しては資料がまったく無いのでわかりません。
ここからは私の推測になるのですが、ゼクレスの魔法の門が重用された理由は、
「門が安定している」
「一度に大人数が通れる」
そして
「狙った場所に出口を出現させられる」
からではないかと思うのです。
この「狙った場所に出口を出現させられる」というのが特に重要で、この長所のおかげでレンダーシア大陸に直接攻め込んだのではないかと思います。
ここで問題なのはグランゼニス神が悪しき者からレンダーシア大陸を護るために配した結界「神の秘石」です。本来なら神の秘石で大魔王の侵入は防がれるはずですが、おそらく「光の河」を経由することで結界の効力を十全に発揮させなかったこと。そして、神の秘石が配されてすでに数千年(もしかすると数万年)経過していたので、結界の力が弱まっており直接レンダーシアに攻め込めたのではないでしょうか。
○ ネロドスとヴァルザードの前線基地
ネロドスはグランゼドーラ城の近海に居城を築いていました。
ヴァルザードの方は残念ながら資料が無くわかりません。
【その4 「ゴダはどのように侵攻してきたか?」 に続きます】