※ 注意!
【この日誌にはVer.6.2ストーリークリアまでの様々なネタバレが含まれております】
【この日誌は妄想考察日誌です。広い心でお読み下さい】
よろしいですか?
【 はじまりの大魔王ゴダはどのようにアストルティアに侵攻してきたのか? 】
○ ゴダはどのようにして(どこを通って)アストルティアに渡ってきたのか?
それについて、私は3つの仮説をたてました。(詳しくは前の日誌を参照)
・ 仮説 その1 「ゼクレス由来の魔法の門を使った」
・ 仮説 その2 「大いなる闇の根源の力を借りた」
・ 仮説 その3 「六聖陣たちが渡ってきた門(道)を利用した」
この中で最も可能性が高いのは、
その3 「六聖陣たちが渡ってきた門(道)を利用した」
だと思います。
その根拠が、アストルティア秘聞録の次の記述です。
「大魔王ゴダが魔界史上はじめて六聖陣の撃退に成功。この頃を境に、アストルティアにも魔瘴が発生するようになる」
つまり、ゴダが六聖陣を撃退するまでアストルティアには魔瘴が発生していなかったのです。
なぜ、大魔王ゴダが六聖陣を撃退した頃を境にアストルティアにも魔瘴が発生するようになったのでしょうか?
アストルティアは女神ルティアナがその身を光の河に変えたことにより魔界の魔瘴から護られていました。
それなのにアストルティアにも魔瘴が発生するようになったということは、
「六聖陣が魔界へ渡るために使っていた通り道(門)が、そのまま魔瘴の通り道になった」
のではないかと思います。
六聖陣は光の河が、魔界の魔瘴からアストルティアを護るために女神ルティアナがその身を変化させたものだと知っていたので、魔界に攻め込む時は光の河を経由して道を作ったのでしょう。
すなわち、六聖陣が魔界に渡るために作った道は「光の河を貫いている」と考えられるのです。
これは、戦禍の邪神ジュネイラが魔界への風穴として開けたルクスガルン大空洞が光の河を貫いているのと酷似しています。
ルクスガルン大空洞からは大量の魔瘴が吹き出し、四術士ガミルゴがその身と引き替えに穴を塞いでいるので、光の河を貫くような穴からは魔界の魔瘴がアストルティアに流れ出すのだと思います。
自分たちが魔界に渡るために作った道が、逆に魔族がアストルティアの侵攻に利用されるということは六聖陣も危惧していたことでしょう。
しかし、大魔王ゴダにあまりに手ひどく反撃されたため魔界に渡る道を完全に塞ぐことが出来ず、簡易的な封鎖にとどまったのではないでしょうか。
そのため封鎖が甘く、魔瘴が漏れ出てきたのではないかと思います。
○ ゴダはアストルティアのどこに現われたのか?
実はこれが最大の疑問です。
六聖陣が魔界に攻め込むために通ってきた道を逆にたどればアストルティアに侵攻することはできるでしょう。
しかし、「出口が分かっていれば待ち伏せされる恐れ」があるのです。
ですから、おそらくゴダは六聖陣が魔界に渡る道を作る「術」の仕組みを調査、研究し、その「術」を利用して別の出口を作ろうとしたのではないでしょうか。
ただし、この術は光の河を経由する以上、入口も出口も光の河に限られます。
魔界にはザハディガル岩峰の北とデスディオ暗黒荒原の南に光の河がありますので、魔界から出発する時はこのどちらかに入口を開いたのでしょう。
問題は出口です。
ゴダは最終的にドラクロン山地の飛竜の峰をアストルティア侵攻の根城としていますが、レンダーシア大陸には現在確認できる限り光の河はセレドの町周辺にしか無いのです。
しかも、セレドはダーマ神のお膝元であり「神の秘石」もあるので、ここから大魔王ゴダの軍勢が攻め込んだとはいささか考えにくいのです。
くわえてレンダーシア大陸は異世界からの侵攻を防ぐ「神の秘石」の結界があります。
大魔王マデサゴーラが攻めてきた現代では「神の秘石」のチカラが年月の経過とともに弱まっていましたが、ゴダが攻めてきた時代は神話時代末期であり結界のチカラは充分効果を発揮していたでしょう。
では、他の大陸の光の河に出口を作ったのか?
例えそうだとしても「神の秘石」の結界を破って他の大陸から侵入するのはやはり難しいと思います。
結局のところ、「神の秘石」の結界を大魔王ゴダがどのようにして破ったかがわからない限り、この考察に納得のいく答えは出せないのでした。
長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。
【 おしまい 】