祝! 10周年!
ということで10周年にふさわしいテーマで日誌を書こうと思い、悩んだ結果 「 プクリポ 」 について書くことにしました。
他のテーマの候補には、
「 なぜアストルティアには 『 トイレ 』 が無いのか? 10年目の今こそ、その理由を考える 」
というのもあったのですが、あまり需要が無さそうなのでやめましたw
さてさて、ドラクエ10はめでたく10周年を迎えたわけですが、ここまで来るのにはさまざまな紆余曲折がありました。
いや、もうホントに。
なにより深刻なのはやっぱり 「 冒険者の引退 」 でしたね。
私が所属しているチームはサービス開始の初期から(チーム機能が実装された時から)存続している老舗ですが、現在アクティブなメンバーは片手の指で足りる程しかいません。
古くからのフレンドさんも、キャラを削除してはいないけど大半がほぼ引退状態になってしまいました。
それでも続けている人が沢山いるということ。
そして、新しい冒険者が増えているということの裏には 「 プクリポ 」 の存在があると思うんですよ。
プクリポは他の洋風ファンタジー作品では 「 ホビット 」 と呼ばれる種族に相当すると思います。
(ホビット自体は 『 指輪物語 』 の作者であるJ・R・R・トールキンの創作なので、エルフやドワーフのような民間伝承の存在ではありませんが便宜上ここではホビットと総称します)
小柄で、すばしっこく、好奇心が旺盛で、楽天的。
このような種族は洋風ファンタジーのお約束みたいなもので、古くは 「ロードス島戦記 (ソードワールド)」のグラスランナー。
FF11では 「 タルタル 」
FF14では 「 ララフェル 」
という名の同様の種族が出て来ています。
それらの中にあってプクリポが特異な存在感を放っているのは、ひとえに鳥山明先生のデザインがあってこそだと思うんですよね。
グラスランナーもタルタルもララフェルも小さくて可愛らしいという特徴はホビットと共通ですが、耳の形や位置は人間やエルフなど他の種族とさほど変わりません。
しかし、プクリポはネコやイヌのようなケモノの耳をしています。
体も全身がフワフワの体毛に覆われていたり丸いシッポがあったりと明らかに動物を意識したデザインになっています。
この、他作品には類を見ない魅力的なデザインとキャラクター性がドラクエ10の人気を支えていると私は思うんですよ。
私のフレンドさんやチムメンにも 「 サブでプクリポを作った 」 という方がいらっしゃいます。
それどころか、「 サブのプクリポがメインに昇格した 」 という方もいますw
たぶんね、プクリポがいなかったらアストルティアってもっと殺伐としてたんじゃないかな。
オーガにウェディ、エルフ、ドワーフ、そして人間もカッコイイし可愛いけど、それだけだとなんかギスギスするような気がするんです。
MMORPGという、大勢の人間が一緒に冒険するゲームだからこそ、癒しとなるプクリポという名の緩衝材が必要なんだと思うんですね。
いまやプクリポという種族は運営や開発陣の予想をこえて、プクリポ集会やサメ電車といった文化を生み出した一大コンテンツになっていると言っても過言ではありません(^_^;
プクリポがいたからこそ、ドラクエ10は10年間サービスを続けて来られたんだと本気で思います。
なにしろ、普段は小汚いジジイエルフの私でさえプクリポになればこんなに可愛くなっちゃうんですから♪
最後まで読んで下さってありがとうございました^^