※ 注意!
【 この日誌はVer.6.2ストーリーにおける『重大なネタバレ』を含んでいます 】
【 この日誌は、サブクエストや様々なコンテンツにおけるネタバレを含んでいます 】
【 この日誌は妄想考察日誌です。実際のゲーム内の設定とはいくつかの矛盾がありますので、広い心でお読みください 】
よろしいですか?
皆様、ごぶさたしております。テオフィロスです。
前回から約一ヶ月ぶりの妄想考察日誌です。
この一ヶ月間、ドラクエ10全体のストーリーについてずっと考えていました。
そして、ひとつの結論にたどり着いたのです。
それは、
【 エテーネの民はジア・クト念晶体の天敵だった 】
そう考えると、いろいろと辻褄が合うのです。
なぜ、そう思うのか?
これから、順を追って説明しましょう。
○ 物語の冒頭に登場した「エテーネの民」(主人公)が、物語全体のラスボス的存在(ジア・クト)を倒す
それがドラクエ10の物語としては最も筋が通ると思ったのがきっかけでした。
そもそも主人公は「エテーネの民」という特別な存在として設定されていました。
ゲームの中ではその特殊性は「時渡りのチカラ」として表現され、特にVer.4においてはエテーネの民という設定が重要な鍵を握っていました。
しかしVer.2、3、5においてはエテーネの民という主人公の設定は特に重要視されません(たまに時渡りのチカラを使って問題を解決することはありますが)。
いわば全体のストーリーの中ではVer.4だけが浮いていて、Ver.4と他のバージョンのストーリーとの関連性が薄いように感じるのです。
この、「隔たり」を埋めるにはどうすれば良いか?
大魔王を倒すのは勇者の役割です。
その大魔王の上位者である「闇の根源」を倒したのはアストルティアと魔界の民の「協調」のチカラでした。
では「闇の根源」のさらに上位者である「ジア・クト念晶体」を倒すのは誰の役割か?
それが「最後のエテーネ」である主人公の役割なのではないでしょうか。
ジア・クトの天敵であるエテーネの民(主人公)がアストルティア、偽レンダーシア、ナドラガンド、魔界、天星郷の全ての人々を繋ぎジア・クトを倒す・・・
という展開ならば、すべてのバージョンの物語が一貫性をもって繋がるように思います。
○ 「エテーネの民」とはキュレクスの一族のことだった
「エテーネ」とは異邦の言葉で「永遠」という意味であり、エテーネ王国と名付けたのはキュレクスであるとストーリー上で明かされています。
実はキュレクスこそが本来の「エテーネの民」だったのではないでしょうか。
キュレクスは「航界船」という乗り物によって異なる世界からアストルティアに渡ってきたということになっていますが、「なぜアストルティアにやってきたのか?」は未だに明らかになっていません。
これは私の想像なのですが、はるか昔に故郷がジア・クト念晶体に滅ぼされ生き残ったキュレクスはアストルティアに逃げてきたのではないかと思うのです。
ただ、滅ぼされたとはいえキュレクスの一族である「本来のエテーネの民」たちはジア・クト念晶体にも甚大な損害を与え、彼らに恐怖を植え付けた天敵となったのです。
自分以外の同朋を失ったキュレクスは、異世界(アストルティア)で出会った友が建国した国に自分たち一族の歴史と想いを託して「エテーネ王国」と名付けたのかもしれません。
○エテーネ王国を建国した三人と主人公、兄弟姉妹、キュルル
エテーネ王国を建国した三人、建国王レトリウス、錬金術師ユマテル、放浪者キュレクス。
この三人はそれぞれ、主人公、兄弟姉妹、キュルルと対になっていると思うのです。
・ 建国王レトリウスと主人公
強い時渡りのチカラを持つ。
主人公はレトリウスの末裔。
様々な武勲、英雄譚を持つ。
・ 錬金術師ユマテルと兄弟姉妹
極めて高度な錬金術の知識と技術を持つ。
・ 放浪者キュレクスとキュルル
キュルルはキュレクスの時渡りのチカラ(時の球根)から生まれた、いわばキュレクスと同一の存在。
アストルティアにおいて「エテーネ」の名を冠した国を建国した三人を彷彿とさせる主人公、兄弟姉妹、キュルルが中心となって、アストルティア、偽レンダーシア、ナドラガンド、魔界、天星郷の人々を繋ぎジア・クトを倒す・・・
ベタだけど、熱い展開だと思います。
その2 に続きます。