※ 注意!
【 この日誌はVer.6.2ストーリーにおける『重大なネタバレ』を含んでいます 】
【 この日誌は、サブクエストや様々なコンテンツにおけるネタバレを含んでいます 】
【 この日誌は妄想考察日誌です。実際のゲーム内の設定とはいくつかの矛盾がありますので、広い心でお読みください 】
よろしいですか?
【 ネルゲルについて考える 】
○ なぜエテーネの民を滅ぼそうとしたのか
正直なところこれについてはよくわかりません。
・ ネルゲルの目的は「アストルティア全土を闇に堕とすこと」だった。
・ それには、「時渡りの術」を使う者が障害となる可能性があった。
・ そのため、「時渡りの術」の使い手であるエテーネの民を滅ぼした。
というのが大まかな理由です。
しかし、なぜ「時渡りの術」がネルゲルの野望の障害となる可能性があったのか?
ここがまったくわからないのです。
メインストーリーでは主人公が500年前に時渡りをして、守護者ラズバーンを倒しレイダメテスを崩壊させました。
そのことを懸念しているのか?
しかし、主人公が時渡りをしなかった「本来の歴史」でも500年前にレイダメテスは突如として姿を消しています。
「破邪船の術」がフルッカに継承されていないことから、父ベルンハルトを失ったことによりエルジュは「破邪船の術」を習得できず、後の世代にも引き継がれなかったのでしょう。
とすると、「破邪船の術」を使うことなく、なんらかの方法で守護者ラズバーンを倒しレイダメテスを崩壊させたと考えられます。
誰が?
どうやって?
それに関してはいまもって謎のままです。
いずれにせよ、ネルゲルが「時渡りの術」を危険視した理由は「主人公が500年前に時渡りしてレイダメテスを崩壊させたから」ではないと思うのです。
○ ネルゲルを誕生させた黒幕
十周年記念クエスト「天を超えてゆけ」にて、ネルゲルを誕生させた黒幕は守護者ラズバーンであり、そのラズバーンは千年前アストルティアに侵攻し、三代目の勇者アルヴァンによって倒された不死の魔王ネロドスの配下だったことが判明しました。
ラズバーンは、
「大魔王が魔界からアストルティアに攻め込むと勇者が誕生するのだ。ならば、アストルティアで魔王を誕生させれば勇者は現われない」
と言っていましたが、これだけの計画をラズバーン一人で実行できたとは思えません。
発案したのはラズバーン自身かもしれませんが、おそらくは異界滅神ジャゴヌバの協力もあったことと思います。
この時、ジャゴヌバとしてはネルゲルを誕生させる計画が成功しなくても構わなかったのです。
すなわち、ジャゴヌバとしてはこの時点で「時渡りの術」を滅ぼす必然性を感じていなかったと考えられます。
(最終決戦時に「時渡りの力、ルティアナにだけ独占させておくのは惜しい」と言っていることから、「時渡りの術」そのものは知っていたようです)
○ ネルゲルと大魔王マデサゴーラ
ネルゲルとマデサゴーラは互いに協力関係にありました。
魔幻宮殿にいる創世番号087が言うには、
マデサゴーラはネルゲルに、「エテーネの民を滅ぼすチカラを貸し与えた」
その代償としてネルゲルは、「レンダーシア大陸を迷いの霧の中に封じて五つの大陸と隔絶した世界とした」
とのことです。
マデサゴーラが自らエテーネの民を滅ぼさなかったのは、マデサゴーラ自身はエテーネの民と時渡りの術をそれほど危険視してなかったからではないでしょうか。
それ以前に、時渡りの術そのもを知らなかった可能性もあります。
また、マデサゴーラがネルゲルに貸し与えた「エテーネの民を滅ぼすチカラ」とは、直接的な滅びのチカラではなく、「エテーネの村を守るカメさま(ペガサス)の結界を無効にするチカラ」だと私は考えます。
なぜ、ネルゲルは時渡りの術の使い手を滅ぼすことにこだわったのか?
これは完全な憶測に過ぎませんが、実はその裏にはジア・クト念晶体の暗躍があったのではないでしょうか。
次の日誌では、その可能性について考察していきます。
その4 に続きます。