※ 注意!
【 この日誌はVer.6.2ストーリーにおける『重大なネタバレ』を含んでいます 】
【 この日誌は、サブクエストや様々なコンテンツにおけるネタバレを含んでいます 】
【 この日誌は妄想考察日誌です。実際のゲーム内の設定とはいくつかの矛盾がありますので、広い心でお読みください 】
よろしいですか?
【 ネルゲルがエテーネの村を滅ぼしたのは、裏でジア・クトが暗躍していた可能性 】
結論から言うと、この可能性は極めて低いでしょう。
ネルゲルは時渡りの術の使い手であるエテーネの民をやたらと危険視していましたが、なぜそこまで危険視するのかという「根拠」については一切謎なのです。
○ ラズバーンはエテーネの民も時渡りの術も知らなかった。
ラズバーンとはメインストーリーとクエスト「天を超えてゆけ」でそれぞれ一回ずつ、計二回戦うことになりますが、いずれの時もラズバーンの口から「エテーネの民」「時渡りの術」という言葉は聞かれません。
すなわち、ラズバーンがネルゲルに「エテーネの民」「時渡りの術」の危険性を伝えたという可能性は低いと思います。
○ 本来の歴史で守護者ラズバーンを倒し偽りの太陽レイダメテスを崩壊させたのは誰なのか?
ずばり 「六聖陣」 だと思います。
いろいろと考えたのですが、彼らくらいしかいないのです。
ただ、六聖陣は歴史の上では表だって戦った記録はほぼありません。
それこそ、神話時代の末期に闘戦士たちを自ら率いて魔界へ乗り込んだくらいです。
そんな彼らが果たしてレイダメテスを滅ぼすために自ら出陣するか?
もしかすると、レイダメテスの出現は六世陣にとっても予想外の出来事だったのではないでしょうか?
・ 大魔王がアストルティアに侵攻した時は「勇者」が現われて倒す。
・ 災厄の王が目覚めた時は「時の王者」が現われて倒す。
しかし、アストルティアで産みだされた魔の存在である「冥王」には対になる天敵がいないのです。
破邪船の唯一の使い手であるベルンハルトが死んだことで事態を重くみた六聖陣が、秘密裏にラズバーンを倒しレイダメテスを崩壊させたのだと思います。
○ ネルゲルが誕生してからの空白の百年
公式設定集「アストルティア秘聞録」によると、海底に沈んだ冥王の棺からネルゲルが誕生したのは約百年前となっています。
・ 誕生してからエテーネの村を襲撃するまでの百年間、いったいネルゲルは何をしていたのでしょうか?
仮説ですが、おそらく最初に「闇の根源」と接触してチカラを借りたのだと思います。
いかにネルゲルが強大であると言ってもアストルティア侵略には居城と軍勢が必要です。
そのための助力を闇の根源に請うたのでしょう。
闇の根源の助力により海底に沈んだ神殿レイダメテスの残骸を引き上げ「冥王の心臓」という新たな居城を作り、軍勢を整えていったのではないしょうか。
次にネルゲルがやったことは?
これも仮説ですが、アストルティア侵攻に万全を期すためアストルティアについての情報収集をしていたのだと思います。
五百年前、ラズバーンの計画はなぜか失敗しレイダメテスは海中に没しました。
同じ過ちを繰り返さないために、あらゆる脅威を排除することに徹した可能性は高いと考えます。
そして、その過程で「エテーネの民」と「時渡りの術」の存在を知ったのではないでしょうか?
・ ジア・クトの傀儡の天使がネルゲルに「エテーネの民」と「時渡りの術」について教えた可能性はあるのか?
答えは 「ノー」 です。
天使は気軽に下界に降りることは出来ません。怪しい行動をとればすぐに不審を招くことでしょう。他の天使の目を盗んでネルゲルと接触するなどまず不可能です。
仮にネルゲルと接触できたところで、天使の話にネルゲルが耳を貸すとも思えません。
天使が変装してネルゲルと会っていた可能性はあるかもしれませんが、だとしてもどこの誰とも知れない怪しいヤツをネルゲルが信用することはないでしょう。
また、この時期に傀儡の天使となっていたのは確認されているだけでヘルヴェルとアルビデの二人だけです。
「実は他にも傀儡の天使はいました」 というオチも考えられますが、ここへ来ていきなり出て来ても説得力がないと思います。
以上のことから、【ネルゲルがエテーネの村を滅ぼしたのはジア・クトの暗躍があったから】という可能性はまず無いと思います。
でもそうすると、なぜネルゲルがあそこまで時渡りの術の使い手の抹殺にこだわったのかという謎が深まるばかりなんですよねぇ…
おしまい