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忘却のおじいちゃん

テオフィロス

[テオフィロス]

キャラID
: RW642-070
種 族
: エルフ
性 別
: 男
職 業
: 旅芸人
レベル
: 133

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テオフィロスの冒険日誌

2023-01-22 20:12:35.0 2023-01-22 21:19:39.0テーマ:その他

【雑談】 オジャロスについて語る ( その3) 【 ネタバレ注意! 】

※ 注意!
【 この日誌はバージョン5(魔界)のメインストーリーにおけるネタバレを含んでいます 】
【 この日誌には妄想、憶測、推論が含まれております。 広い心でお読み下さい 】



よろしいですか?





 どうも「 全国オジャロス研究会名誉会長のテオフィロス 」 略してオジャフィロスですこんばんは。

 続きです。


 「 ゼクレス城の地下1階に渦巻く想いのチカラを探してこの針にこめてきなさい 」 というベーチからの依頼を達成した主人公は、オジャロスの部屋に戻り泣いているベーチに針を渡します。
 その針は、深い漆黒に染められた 「 漆黒の魔針 」 となっていました。
 漆黒の魔針を受け取ったベーチは泣き止んで主人公にお礼を言ってきます。


「 本当に 針を 用意してきてくれた……?

  グス……ありがとう。とても うれしいです。

  ……あなたは 優しいんですね。
  針を持ってきてくれた お礼に
  僕の宝物を 特別に お見せしましょう 」


 そう言ってベーチが取り出したのは、古ぼけた女の子の人形でした。




「 かわいいでしょう? 僕が 作ったんですよ。
  あなたが用意してくれた この針で
  大好きな 大好きな この人形を……

  ……こうして やりたかったんだ!」


 そう言うと、ベーチは漆黒の魔針を何度も何度も人形に突き刺したのです。



「 クッ………アハハハハハハハハハハ!!
  ずっと 僕をコケにしやがって!
  エルガドーラ! この クソ女!!

  僕はベーチなんて名じゃない!
  お前のブタなんかじゃない!
  僕の名は…………オジャロスだッ!!

  あのクソ女も 僕を無視し続けた 父上も
  僕を こんな出来損ないに産んだ 母上も!
  みんな みんな 大嫌いだ!

  みんな 死ね!
  姉上も 父上も 母上も……
  僕を傷つけるものは みんな死んでしまえ!!

  アハハハハハハハハハハ!
  アハハ……ハハ……ハ………… 」


 高笑いを残してベーチは消えてしまい、あとには古ぼけた人形だけが残りました。
 主人公がその人形を調べると、次のようなメッセージが出ます。

「 手作りの 古びた人形だ。
  どことなく エルガドーラに
  似ている気がする。
  よく見ると 目立たないところに
  針で刺したような穴が 無数に残っている…… 」



ベーチが消えた後のオジャロスの部屋を掃除し終えた主人公がフェルノに報告すると、次のような話が聞けます。


「 エルガドーラ様と オジャロス様は
  幼い頃 お父上に連れられて 何度か
  この城を 訪れていたことがあるのです。

  エルガドーラ様は 聡明でお美しく……
  オジャロス様は ぽっちゃりしていて
  おふたりとも かわいらしいお子様でした。

  小さいオジャロス様は
  お気に入りの人形を 抱いていて……
  エルガドーラ様の後を ついてまわって…… 」



 
 これらの情報から、以下のことが分かります。

・ オジャロスは幼い頃、姉を模した人形(ぬいぐるみ)を自分で作っていた。
・ その人形をいつも抱いて、姉エルガドーラの後をついて回っていた。
・ その大好きな人形を針で刺してやりたい、とずっと思っていた。
・ 自分をベーチと呼びコケにし続けた姉を憎んでいた。
・ 父も母も姉もみんな大嫌いだった。
・ 父も母も姉もみんな死んでしまえと思っていた。(殺したいとは思っていなかった)
・ 実際に、古ぼけた人形には針で刺したような穴が無数にあった。





そして、もうひとつ重要な情報があります。

 ベーチから王族御用達の最高級の針を受け取ってきて欲しいと頼まれて訪れたゼクレス城下町の道具屋エドメクは次のように言ってました。



「 なんでか知らないけど ゼクレス城の人は
  針を たくさん 使うらしくてね。
  いつも 注文が来るんですよ 」

たくさん使う。
いつも注文が来る。

このことから、

・ オジャロスは幼い頃だけではなく、今までずっとエルガドーラ人形に針を刺してきた。それもわざわざ王族御用達の最高級の針を使って。

ということがわかります。
 




その4 に続きます
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