※ 注意!
【 この日誌はバージョン4のメインストーリーにおける 『 重大なネタバレ 』 を含んでいます 】
【 この日誌には妄想、憶測、推論が含まれております。 広い心でお読み下さい 】
よろしいですか?
【 ドミネウス王の最期 】
時見の神殿のさらに最奥、時見の祭壇に向かった主人公とクオード。
その広大な広間の中空には金色に輝く巨大な箱 「 時見の箱 」 が浮いていました。
さらに周囲には怪しげな装置が複数あり、その中の一つに気を失ったメレアーデが入れられていました。
装置を開けメレアーデを解放するクオード。そこに本物のドミネウス王が現われ、とうとうと話し始めます。
・ 政務は自動人形に全て任せ、自分は時見の神殿に籠もって滅びの未来を回避する時見に専念していたこと。
・ 時見のチカラを集めるために異形獣ヘルゲゴーグを放っていたこと。
・ それだけでは効率が悪いので装置を使いメレアーデから直接時見のチカラを抽出していたこと。
あまりに自分勝手な物言いにクオードは激怒するも、ドミネウス王は意に介さず、
「 滅びの未来を回避すれば余の名前は救国の王として末代まで…… いや! 未来永劫、語り継がれるであろう!! 救国の王として名を残せれば愚弟など家系図をけがすみじめなシミ! 虫食い穴にも等しくなる! 」
と、名声への渇望と弟への対抗心を吐露し、時見の箱に滅びの未来を回避する方法を示すよう命じました。
時見の箱は、
「 主人公の存在が時見の箱に悪しき影響を与えているため未来予知が上手くいかない 」
とドミネウス王に示します。
その啓示を信じ、主人公を排除しようとするドミネウス王。
そこにクオードが立ちはだかります。
どこまでも自分に逆らうクオードをドミネウス王は 「 失敗作 」 と断じ、時見の箱からチカラを得て、「 時獄のドミネウス 」、「 魔人王ドミネウス 」 と変身を重ね 「 慈悲である。一瞬で息の根をとめてやろう 」 と圧倒的な力で吹き飛ばすのでした。
そして 「 我が王国を永遠のものとするため、その身を捧げよ! 」 と主人公に襲いかかるも返り討ちにあいます。
「 おのれ、雑音め… 」 主人公を苦々しく罵倒したドミネウス王は、時見の箱に更なるチカラを与えよと命じました。
ところが、時見の箱はドミネウス王の声に応えません。
直後、いずこからか現われた黒衣の剣士に背中から胸を剣で貫かれ、
「 ……お お前は!? 」
と驚愕の表情を貼り付けたまま絶命するのでした。
以上がストーリーの中で描かれるドミネウス王の姿です。
いや~、すがすがしいまでの小物っぷりですね。
しかし、ドミネウス王がこんな風に歪んでしまったのにもそれなりに事情があるのです。
次回からはドミネウスの人生を幼少期から順に書いていこうと思います。
その3 に続きます