テオフィロスの冒険日誌

※　注！
【　この日誌には　バージョン ６ ．４ （ 副題 ： 悠久のレクタリス ） のメインストーリーにおける 『 重大なネタバレ 』 が含まれております　】
【　この日誌は筆者の個人的な感想です。　必ずしも事実であるとは限らないのでその旨ご了承ください　】



よろしいですか？





　先日の日誌で　「 主人公とレクタリスが出会うことは既に定まっていた 」　と書きました。


　では、もしも主人公がバージョン１で死んでいたら、「 過去の歴史 」　にどのような影響があるのか？


　今回はそれについて書いていきます。





【　もしも主人公がバージョン１で死んでいたら？　】


　先日の日誌でも書きましたが、主人公がネルゲルに敗北していたら　「 その後の歴史 」　は大きく変わっていたはずです。
　ネルゲルによって五大陸は闇に閉ざされ、勇者は覚醒せず、レンダーシアは大魔王マデサゴーラに侵略され、竜族は解放されず、エテーネ王国も救われず、キュロノスかジャゴヌバによってアストルティアは滅ぼされるでしょう。

　それでは、「 過去の歴史 」　にはどのような影響を与えるのでしょうか？





【　エテーネルキューブが完成しない　】


　主人公がバージョン１で死ぬことにより歴史に与える極めて大きな影響が、エテーネルキューブの開発に関してです。

　エテーネルキューブは３０００年前のウルベア地下帝国で、クオードと兄弟姉妹によって開発が行われました。
　しかし、製作に必要な素材のひとつである　「 時の球根 」　はエテーネ王国の王家の温室でしか手に入らないため、完成は困難を極めていたのです。
　そこに現われた主人公が５０００年前のエテーネ王国に時渡りして、時の球根を入手したおかげでエテーネルキューブは完成したのです。

　主人公がバージョン１で死んでいたら、時の球根を入手することができず従ってエテーネルキューブも完成しなかったでしょう。


　では、エテーネルキューブが完成しなかったらどのような影響があるのでしょうか？





【　主人公の兄弟姉妹が死ぬ　】


　バージョン４．３のストーリーで、パドレの乱入により命の危機にさらされた兄弟姉妹はエテーネルキューブを使って時渡りを行い難を逃れています。

　エテーネルキューブが無ければ、兄弟姉妹はその時に命を落としていたはずです。

　奇跡的にその瞬間　「 時渡りの呪い 」　が発動して他の時代に逃れるという可能性もゼロではありませんが、ややこしくなるのでここではその可能性は無いものとします。

　さて、兄弟姉妹が死ぬとどうなるのか？





【　過去の歴史にさまざまな影響を及ぼす　】


　バージョン５．５前期メインストーリーの中で、兄弟姉妹が時渡りの呪いの影響で様々な時代に飛び、その時代で出会った人たちの手助けをしていたことが判明しました。
　なお、兄弟姉妹の時間軸では、バージョン４．５のメインストーリーにおいて時獄の迷宮で主人公と再会した後のことになります。


　兄弟姉妹が時渡りして様々な時代で行った手助けには以下のようなものがありました。


・　約１３００年前、ランガーオ村を作ろうとして猛吹雪の寒さで倒れたオーガたちのために、ヌーク草を錬金する。

・　約２０００年前、スイの塔の基礎を地底湖に作ろうとする木工職人たちのために、かわきの石を錬金する。

・　約３００年前、特殊な金属の調達を命じられたラーディスの侍女のために、波紋の音叉を作るのに必要な美しい鋼を錬金する。




　もしも兄弟姉妹が死んでしまったら、これらの手助けを行うことができません。


　ヌーク草が無ければランガーオ村の設立は困難をきわめ、よしんば村ができても寒さで多くのオーガが命を落としたでしょう。

　かわきの石が無ければ、スイの塔はそもそも建設できなかったかもしれません。

　特殊な金属が無ければ波紋の音叉が作れず、恵みの歌の効果をウェナ諸島全域に及ぼすことができずにウェナ諸島の暮らしは貧しくなっていたと思います。






【　結論　】

　バージョン１で主人公が死んでいたらエテーネルキューブを完成できず、兄弟姉妹も死に、「 過去の歴史 」　に影響を及ぼし大きな矛盾が生まれることになると思います。
 





　以上で　【　もしも主人公がバージョン１で死んだら　「 過去の歴史 」　にどのような影響を及ぼすか　】　についての日誌を終わります。


　読んで下さってありがとうございました。