※ 注!
【 この日誌には バージョン 4のメインストーリークリアまでの 『 重大なネタバレ 』 が含まれております 】
【 この日誌は筆者の個人的な感想です。 必ずしも事実であるとは限らないのでその旨ご了承ください 】
よろしいですか?
先日の日誌で 「 なぜエテーネ村はナルビアの町に存在を知られていなかったのか? 」 について書いたのですが、その中で錬金術師バルザックのことに少し触れました。
コイツの存在は非常に厄介で、ともすればアストルティアの重大な秘密に迫る鍵なのではないかとすら個人的には思っているほどです。
今回の日誌は、錬金術師バルザックについて書いていこうと思います。
【 錬金術師バルザックとは何者なのか? 】
主人公の兄弟姉妹の曾祖父。
若い頃は優秀な錬金術師だったようですが、年老いて錬金の冴えの衰えを自覚し自分の才覚が 「 師 」 に遠く及ばなかったことを悟ると、禁断の秘法に手を伸ばし他の錬金術師たちの知識と技術を食らってでも生き延びることを画策します。
( 不思議の魔塔の蔵書 「 錬金喜劇 」 より )
しかし、自らが喰らうに値する有能な錬金術師はとても少なかったのでしょう。
そこでバルザックは自分で有能な錬金術師を育てようと考えます。
その方法はエテーネ島に複数のほこらを建て、錬金の才を持つ者はそのほこらを順番に攻略することで錬金術師としての成長が促されるというものでした。
ちなみにイッショウの錬金術師としてのチカラを奪ったのもバルザックですが、イッショウはチカラを奪われたあとも生きているので、チカラを奪うのに必ずしも相手を殺す必要はないようです。
大勢の錬金術師の命と才能を奪い怪物となり果てたバルザックですが、皮肉にも60年後から時渡りしてきた自分の曾孫である兄弟姉妹によって倒されその生涯を閉じるのでした。
【 バルザックの出自 】
バルザックの出自は一切謎に包まれています。
どこで生まれ、どうやって錬金術を学んだのか情報はまったくありません。
エテーネ島に錬金術師を鍛えるほこらを建てたこと。エテーネの村は錬金術と深い関係にあったエテーネ王国の移民が興したことを考えると、エテーネの村出身のように思われます。
しかし、エテーネの村のことを全く知らないイッショウが錬金術師であることを考えると、レンダーシアのどこかの出身とも考えられるのです。
【 バルザックの家族 】
バルザックには息子がいました。
その息子は父バルザックの悪行に耐えかね、黄金の腕輪を携えて父の元から逃げ出しエテーネの村にやってきました。
世界中の誰も知らないはずのエテーネの村にどこからどうやってバルザックの息子がたどり着いたのかは謎です。
バルザックの息子がエテーネの村にやってきたのは、アバ様が生まれる少し前なので66年ほど前のことだと思います。
( ブオーンの体内のツボの中にあった手記より )
バルザックの息子はやがてエテーネの村の娘と結婚し、息子のアーヴが産まれました。
そのアーヴも村娘のエムリヤと結婚し、子どもが産まれます。
この子どもが主人公の兄弟姉妹です。
やがて主人公の兄弟姉妹が錬金術に目覚めると、アーヴとエムリヤは我が子と主人公を置いて旅に出てしまいました。
錬金術師バルザックについて その2 【 バルザックの目的 】 に続きます。