※ 注!
【 この日誌には バージョン 6.4メインストーリー ( 副題 : 悠久のレクタリス ) および、様々なサブクエストの 『 重大なネタバレ 』 が含まれております 】
【 この日誌は筆者の個人的な感想です。 必ずしも事実であるとは限らないのでその旨ご了承ください 】
よろしいですか?
【 ジア・クトが語る進化 と バルザックの進化の秘法 】
レオーネを天星郷へと導いたジア・クトの傀儡の天使は言いました。
「 ジア・クトの 洗礼を受け入れよ。
世界を変えるのだ。人類を! 文明を!
進化の階梯へと 引き上げるのだ。 」
レオーネは人間に絶望していました。
「 人が人を統治するのは 無理なんだよ。
あまりに 未熟すぎてな!
だから 俺は ジア・クトに賭ける! 」
そして、その解決策をジア・クトに求めました
「 ジア・クトは 異なる世界の境界をも
乗り越える すぐれた種族だ。
人類の 福音となってくれ。 」
しかし、バージョン6.3の結晶の塔の戦いでジア・ルミナが主人公に敗れたのを見たレオーネは、ジア・クトも完璧な存在ではないと絶望します。
そしてジア・ルミナの胸の赤い宝石をもぎ取って飲み込み、ジア・レオーネへと覚醒しました。
ジア・レオーネのまめちしきを読むと
「 ジア・ルミナのコアを
飲み込んだことで 完全なる
ジア・クト念晶体として
生まれ変わった レオーネ 」
とあるので、レオーネはジア・ルミナの魂のチカラを吸収することでジア・クトへと進化したのでしょう。
一方、バルザックは魔法生物を生み出すという錬金術の秘奥に満足せず、さらに禁断の神の領域である 「 魂の創造 」 をも目論んだのだと僕は思います。
これは推測ですが、錬金術で生み出した魔法生物に 「 魂を宿す 」 ことはできても、錬金術で 「 魂を創り出す 」 ことはできないのでしょう。
ただ、バルザックにとっては 「 魂を創造できるほどのチカラを持った高位の存在 」 になることが究極の目的であり、 「 魂の創造 」 自体には執着していなかったような気がします。
バルザックは錬金術の禁忌である 「 進化の秘法 」 によって 「 魂を創造できるほどのチカラを持った高位の存在 」 に自らを進化させようとしたのではないでしょうか。
【 魂の創造は神にも難しい 】
「 クエストNo.737:立ちはだかる壁 」 にて、フォーリオン外郭にある謎の石版 ( 壁画 ) が種族創造の設計図であることが判明しました。
幼きエルドナ神は母ルティアナに命じられ、自らの眷属たるエルフの創造に着手しました。
しかし、その道のりは困難でした。
エルドナは言っています。
「 この人形は 私が作ったのだけど
実体が希薄で 私のそばから離れると
存在が 不安定になってしまうの
(中略)
私が 種族として作った この子は
見てのとおり 心を持たない状態で
生まれてしまったんですもの……。
前途多難なのだわ……。 」
たとえ人型を為していても、魂の宿らぬ生命は存在が不安定になってしまうのでしょう。
なら、すでにある魂を宿せば良いのではと思うかもしれませんが、この時代のアストルティアにはそもそも存在する魂の数が限られていたのだと思います。
この辺りの 「 魂 」 についての考察は別の機会に日誌に書こうと思います。
ともかく、魂の創造は創世のチカラを持った種族神にすら難しい事業なのです。
錬金術師バルザックについて その5 【 バルザックはどこで 「 進化の秘法 」 のことを知ったのか? 】 に続きます。