※ 注!
【 この日誌には バージョン 6.4メインストーリー ( 副題 : 悠久のレクタリス )と、様々なサブクエストの 『 重大なネタバレ 』 が含まれております 】
【 この日誌は筆者の個人的な感想です。 必ずしも事実であるとは限らないのでその旨ご了承ください 】
よろしいですか?
【 バルザックはどこで 「 進化の秘法 」 のことを知ったのか? 】
僕は、バルザックは不思議の魔塔で進化の秘法のことを知ったと思います。
その根拠は以下の3点です。
1.不思議の魔塔は錬金術師ゾーネスが建てた
2.錬金術師ゾーネスが考える錬金術の究極の目的とは、「 世界の真理へと至り全てを見通す神の知識を手に入れること 」 だった
3.アーヴとエムリヤは不思議の魔塔を訪れ、塔の中で調べものをしていた
順番に解説します
【 1.不思議の魔塔は錬金術師ゾーネスが建てた 】
不思議の魔塔を建てたのは至高の錬金術師と称されたゾーネスでした。
不思議の魔塔が建てられた年代はさだかではありませんが、魔塔にある蔵書 『 錬金術師ゾーネスの栄光 』 によると、ゾーネスは魔塔の建造をガタラの町で出会ったドン・ビロンチョという新進気鋭の建築家に任せたとあります。
ガタラの町はウルベア地下帝国滅亡後に作られているので、その発祥は3000年前よりあとのことでしょう。
また、アストルティア秘聞録には約600年前のドワチャッカ大陸で建築の名門ドン家が活躍とあるので、ドン・ビロンチョはそれよりも前の人物だと推測されます。
少なくとも、不思議の魔塔は600年以上前に建てられたと考えるのが妥当です。
魔塔にある古い蔵書には、『 ほこりをかぶった古いノート 』 があるのですが、このノートにはガチャコッコのデッサンが何枚も描かれています。
そして、魔塔の管理人(?)チャコロットはガチャコッコにそっくりです。
魔塔解放イベントを遊んだ冒険者は覚えていると思いますが、チャコロットは冒険者に「 自分の背中にある青いボタンを押してくれ。ただし、赤いボタンは絶対に押すな! 」 と頼んできます。ここで赤いボタンを押そうとすると烈火の如く怒り狂ってプレイヤーを罵倒してくるのですが、おそらくこの赤いボタンは魔法生物の核である赤い宝石なのだと思うのです。
つまり、チャコロットはゾーネスが作った魔法生物なのです。
不思議の魔塔の中には、ゾーネスの研究の成果である錬金術の秘奥の数々が収められており、バルザックはここで錬金術の禁忌である 「 進化の秘法 」 の手がかりを掴んだのではないでしょうか。
【 2.錬金術師ゾーネスが考える錬金術の究極の目的とは、「 世界の真理へと至り全てを見通す神の知識を手に入れること 」 だった 】
これはすなわち、「 生きて天星郷に至ること 」 だと思います。
ゾーネスが天星郷のことを知っていたかどうかはわかりませんが、現実世界の旧約聖書のバベルの塔よろしく、単純に神々の世界は天上にあり、そこに至れば神々の知識を手に入れられると考えたと推測します。
ここで、本来なら天使が不思議の魔塔を破壊しゾーネスを罰するところですが、僕はこう考えました。
ジア・クトの傀儡の天使がゾーネスに接触し、歪んだ知識を与えたのではないか? と
ジア・クトにとっては陰謀を巡らせるために天星郷が混乱に陥るのは都合の良いことでした。その混乱を加速させる手駒として、ゾーネスに 「 進化の秘法 」 について教えたのではないかと思うのです。
ただし、ゾーネス自身の目的はあくまで 「 世界の真理へと至り全てを見通す神の知識を手に入れること 」 であり、 「 進化の秘法 」 には興味を示さず、バルザックによって発見されるまでそのまま忘れられていたのでしょう。
【 3.アーヴとエムリヤは不思議の魔塔を訪れ、塔の中で調べものをしていた 】
エテーネ村復興クエストで不思議の魔塔を訪れた主人公は、かつてカジノで交換屋をしていたバニーのウリルに出会います。
彼女が言うには、アーヴとエムリヤは塔の中で調べものをしていたというのです。
この調べものとは、 「 進化の秘法 」 に関することではないでしょうか。
そして、二人はウリルが持っていた進化の秘法の材料となる宝石 「 乙女のたましい 」 を大量のゴールドと引き替えに入手し、カルサドラ火山に向かったのです。
錬金術師バルザックについて その6 【 アーヴとエムリヤが言っていた、まだやるべきこととは? 】 に続きます。