※ 注!
【 この日誌には バージョン 6.4メインストーリー ( 副題 : 悠久のレクタリス )の 『 重大なネタバレ 』 が含まれております 】
【 この日誌は筆者の個人的な感想です。 必ずしも事実であるとは限らないのでその旨ご了承ください 】
よろしいですか?
バージョン6.4のアップデートから一ヶ月が経ちました。
今回の日誌は、バージョン6.4のメインストーリーを遊んで僕が気になったことについて書こうと思います。
【 神代の遺構の謎 】
結論を最初に言いますと、僕は
「 天星郷では歴史が正しく伝えられていなかった 」
と思っています。
バージョン6.2のメインストーリーにて、破損した神剣レクタリスを聖天のレンズで修復する時、ヘルヴェルはユーライザに次のように語りました。
ヘルヴェル
「 ユーライザ。我らの祖先が
とこしえのゆりかごと呼ばれる 古き世界より
脱出してきたことは 知っているな? 」
ユーライザ
「 はい。たしか 遠い遠い昔に
大災害にみまわれて 脱出してきたんですよね? 」
ヘルヴェル
「 その 大災害の元凶が
ジア・クト念晶体と呼ばれる 侵略者……。
祖先の故郷を 蹂躙した者たちだ。
今は 神代の遺構と呼ばれる かつての神都に
ジア・クトの爪痕が 残されている。
あそこに漂う 猛毒の赤い霧は
ジア・クトによるものだ。数万年もの
時を経ても なお 消えない。」
このヘルヴェルのセリフを聞くと、神代の遺構はジア・クトがとこしえのゆりかごを侵略した時に蹂躙された神都の廃墟のように思えます。
しかし、バージョン6.4のメインストーリーで訪れた神話時代のフォーリオンにはそのような遺構はありませんでした。
( 古・フォーリオン 外観 )
何より、現代のフォーリオンで 「 ルティアナの清泉 」 と呼ばれている遺跡が、神話時代のフォーリオンでは 「 月夜見の清泉 」 という名で現存していることから、神代の遺構とはとこしえのゆりかごを襲ったジア・クトによって蹂躙されたのではなく、少なくとも神話時代以降にフォーリオンを襲ったジア・クトによって廃墟と化されたのでしょう。
神代の遺構が神話時代以降に成立したと思われる根拠がもうひとつあります。
古・フォーリオンの周囲に屹立する巨大な柱のような建造物です。
僕は最初この建造物は現代のフォーリオンの試練場にある創世のピラーだと思っていました。
( 豊穣の密林の創世のピラー )
しかし、創世のピラーは全部で四本ありますが、古・フォーリオンにある建造物は三本しかありません。
そして、古・フォーリオンにある巨大建造物にそっくりなものが、神代の遺構にあるのです。
おそらく古・フォーリオンの周囲の巨大柱状建造物は、フォーリオンの街区を拡大する時に取り込まれて神都の一部になったのでしょう。
また、ヘルヴェルが
「 創世のピラーは聖天のレンズによって創られた 」
と言っているので、この点に関しては事実かもしれません。
以上のことから、神代の遺構はジア・クトがとこしえのゆりかごを襲った時に廃墟になったわけではないと思います。
そうすると、大きな謎が残ります。
【 神話時代のフォーリオンを蹂躙し、猛毒の赤い霧で汚染したジア・クトはどこから来たのか? 】
ナドラガの混沌の海岸で主人公とレクタリスが語り合っている時に、流れ星がアストルティアに飛来します。
明言はされていませんが、この流れ星がジア・グオヌバ、すなわち異界滅神ジャゴヌバなのだと思います。
女神ルティアナは
「 ……そなたらが 混沌に向かっている間
天の彼方より 大いなる流星が 堕ちた。
流星は 海中深くに沈み 姿を消した。
ただの隕石ならば よいが あるいは……。」
と語っているので、ジア・グオヌバの侵入に気が付いていたのでしょう。
この後、アストルティアの楯が創られジア・クトの侵入を防ぐ結界が張られるので、他のジア・クトは侵入できなかったはずです。
ならば、神代の遺構を廃墟にし猛毒の赤い霧で汚染したジア・クトはどこから来たのか?
その謎を解く鍵は現段階ではまだ不足しています。
おそらく、そのジア・クトこそが天星郷の歴史を歪め、レオーネを籠絡した傀儡の天使を生み出したのだと僕は考えています。
以上で 【 神代の遺構の謎 】 の日誌を終わります。
読んで下さってありがとうございました。