※ 注意!
【 この日誌には、バージョン6.5前期メインストーリーにおける 『 そこそこのネタバレ 』 が含まれております 】
よろしいですか?
ども、おはなし感想広場の酷評を読んで心を痛めているテオフィロスですこんにちわ。
いやまぁ酷評されるのも無理ないなとは思うんですが、それでも擁護できることもあると思うんです。
で、今回の日誌はVer.6.5ストーリーにおけるセーリアの振る舞いについて書きます。
ヴェリナード城を訪れたリナーシェをセーリアはオーディス王子と協力してレーンの村へピクニックに誘い、ウェナ諸島の美味しい料理をご馳走します。
これについて
「 セーリアが食いしん坊キャラだとは思わなかった 」
という感想があったのですが、そもそもセーリアはバージョン1の頃から食いしん坊キャラとして描かれていました。
ヴェリナード城の厨房にいるパッテーラに話しかけると
「 セーリアちゃんは あんな細い身体なのに
おどろくほど よく 食べるんだよ。
メルー公と いい勝負をするほどにな。
好ききらいもないし こっちも
ウデの振るいかいがあって いいんだけどさ。
……おっと。ここだけの話にしてくれよ。 」
と教えてくれます。
セーリア自身も
「 私が生きていた時代に比べて 現代の食事はとても美味しい 」
と言ったり
「 竜族の世界というのは いったい
どのような所なのでしょうか?
何か 珍しい料理や食材があったなら
後学のため ぜひとも
教えていただきたいのですが……。 」
と言うなど、ところどころで食い意地の張った描写があるのです。
また、Ver.6.1のストーリークリア後には
「 ……もし かなうなら いつか
リナーシェ様にも 現代のヴェリナード式の
お食事を 食べていただきたいです。
今 この国で 毎日
おいしい料理を 食べられるのも
リナーシェ様たちの おかげなのですから。 」
と言っています。
つまり、Ver.6.5前期のメインストーリーでセーリアがリナーシェをピクニックに誘い、嬉しそうに料理について語るのはとても自然な流れだったと僕は思うのです。
では、なぜこのエピソードがそんなに評価されないのか?
まず、ほとんどのプレイヤーがセーリアに対してそれほど興味がなく設定を覚えていない可能性があります。
また、そもそも新規で始めた人はストーリーをスキップしたりして、セーリアの設定を知らないかもしれません。
そして、セーリアの 「 リナーシェに現代のヴェリナードの料理を食べてもらいたい 」 というセリフをプレイヤーがすっかり忘れている可能性です。
かく言う僕自身、今日の今日までこのセリフがあったことをすっかり忘れていました。
「 そういや こういうセリフを言っていたような…? 」
とぼんやりと思い出し、Ver.6.3まで進めたサブキャラであらためてセーリアに会いに行って確認した次第です。
【 まとめ 】
Ver.6.5前期のストーリーは、実はあちこちに散りばめられた設定や伏線を回収している緻密な構成なのですが、惜しむらくはドラクエ10というゲームの歴史が長すぎるうえに登場するキャラも多いので、肝心のプレイヤーが設定や伏線を忘れており、シナリオライターの意図が伝わりきっていないのが勿体ないと思います。
以上で 【 Ver.6.5ストーリーにおける、あのキャラの振る舞いについて 】 の日誌を終わります。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
なお、このエピソードで 「 ウェディは一般的に魚料理を好む 」 という自論が立証されて個人的にはとても満足していますw