※ 注意!
【 この日誌にはバージョン6.4メインストーリーにおける 『 重大なネタバレ 』 が含まれております 】
【 この日誌には、若干の愚痴が含まれております 】
よろしいですか?
「 ユーちゃんマジ天使 」
バージョン6のヒロインにして運営イチ推しのユーライザ。
しかし、おはなし感想広場などを見ていると残念ながら冒険者の間ではあまり人気がないようです。
どうすればユーライザは人気者になれたのか?
今回の日誌は 「 ぼくが考えた理想のユーライザ 」 について書こうと思います。
【 天星郷とアストルティアを繋ぐ架け橋となる天使 】
結論を申しますと、僕はユーライザには 「 天星郷とアストルティアを繋ぐ架け橋 」 となって欲しかったなと思います。
僕を含め多くの冒険者は、おそらく天星郷とそこに住む天使の在り方に対して批判的な感情を持ったのではないでしょうか?
・ アストルティア(下界)のことに無関心
・ 傲慢
・ 上から目線
・ 偉そう
・ 長生きしている割に無知
・ 天使のくせに無能
・ ほとんどの場合他人まかせ(英雄まかせ)
・ 神化の儀にこだわりすぎ
・ 他人の話を聞かない
あまりにもマイナスの要素が多すぎます。
ただ、天星郷と天使たちのこのような描かれ方はストーリーの作劇上やむを得なかったとも思うんです。
だからこそ、ユーライザにはそういう天星郷と天使の在り方に疑問を持ち、主人公に寄り添って欲しかったんです。
本編のユーライザをはじめ、ほぼ全ての天使は天星郷の価値観に染まっています。
ユーライザや天使長ミトラーはアストルティアの文化風物にも関心を持ち多少は柔軟な考えを持っているとはいえ、それでも天星郷中心の考えから脱却できていません。
それは、Ver.6.3でピコたちとの交流を経たミトラーが、ようやく 「 守るべきものが何か 」 を悟ったことからも分かります。
それまでのミトラーは、「 天使はアストルティアを守る使命がある 」 という漠然としたしきたりに従っていただけで、心の底からアストルティアを大切に思っていたわけではないんですね。
これはユーライザにも同じことがいえます。
彼女がアストルティアを守りたいと思うのは 「 使命 」 だからであって、彼女自身がそう決めたわけではないんです。
だから、彼女の行動には違和感がある。
さらにVer.6.4のストーリーを見ると、ユーライザの前世は神話時代の天使長レクタリスであり、レクタリスは主人公との邂逅により 「 主人公が生きた時代のアストルティアを一緒に冒険したい 」 という儚い願いを抱きました。
ユーライザの行動原理の中心は主人公への執着であり、アストルティアはそのついででしかないのです。
【 ぼくが考えた理想のユーライザ 】
最初に僕は、「 ユーライザには天星郷とアストルティアを繋ぐ架け橋となって欲しかった 」 と書きました。
極論すれば、アスバルのようなアストルティアおたくのような存在だったら良かったと思うのです。
もっと言えば、アストルティア、ナドラガンド、魔界、それら全てに対して愛情を持っていて欲しかった。
普段は生真面目だけれど、アストルティアのことになると堰を切ったように熱く語り始める。
それだけアストルティアのことを好きであるがゆえに、アストルティアを見下している他の天使たちを腹立たしく思っている。
基本的に天使は自分より上位の天使には逆らえない理だけれど、ユーライザは自分が正しいと思ったことは臆することなく意見する。
そんなユーライザに手を焼きつつも、同じような価値観をもつ天使長ミトラーは密かに目を掛けている。
アストルティアおたくのユーライザは、主人公だけでなく他の英雄たちとも積極的に交流をはかろうとする。
すでに自分の導きの天使がいない他の英雄たちは、戸惑いながらもユーライザとの交流を好ましく思う。
英雄たちとの交流でますますアストルティアが好きになったユーライザは、英雄たちへの協力を惜しみなくおこない、彼女の情熱は他の天使たちにも伝播していく。
こういう存在だったら、ユーライザはもっと冒険者に受け入れられたのではないでしょうか。
もちろん、これは僕の個人的な意見です。
「 今のユーライザが好きだ! 」
という方もいらっしゃるでしょうし、その思いは尊いものです。
ですから、これはあくまで 「 ぼくが考えた理想のユーライザ 」 だと思っていただければ幸いです。
最後まで読んでくださってありがとうございました。