※ 注意!
【 この日誌にはバージョン6.5前期までのメインストーリー、および、様々なサブクエストのネタバレが含まれております 】
よろしいですか?
ども、アストルティアミステリー調査班、略してAMR ( ASTOLTIA・MYSTERY・REPORTAGE ) 代表のテオフィロスですこんにちは。
今回の調査報告は 「 霊 」 と 「 魂 」 についてです。
どちらも似たような存在に思えますが、いったい何が違うのか?
早速、調査結果を見ていきましょう。
【 霊 とは? 】
まずはこちらの写真をご覧ください。
バグレア教会跡地にいるオッド神父の霊です。
霊の典型的な特徴は 「 生前の姿を留めており、半透明である 」 ということです。
ただし、姿を見ることができるのは霊感の強い人に限られるようです。
また多くの霊は生前の記憶を持ち、場合によっては意思疎通が可能です。
【 魂 とは? 】
続いてこちらの写真をご覧ください。
冥王の心臓をさまよう謎の光です。
その正体は、かつて魔族によって殺された者の魂です。
霊とは違って明確な姿を持たず、みな一様に光る球体の見た目をしています。
また、極めて強い霊感の持ち主でなければその姿を見ることはおろか知覚することすらできないようです。
彼らは生前の記憶や人格のほとんどを失っており、話しかけても怨みごとを吐くばかりでまともな会話が成立しません。
【 なぜ、現世に霊や魂が留まっているのか? 】
本来、人が死ぬとその魂は肉体を離れ死後の世界へと旅立ちます。
しかし現世に何らかの未練がある者、特殊な能力を持つ者は霊や魂のまま現世に留まる場合があります。
とはいえ、現世に留まった霊や魂は肉体という 「 殻 」 が無いため現世に渦巻く様々なチカラの影響を受けやすく、やがては自我を失い悪霊や怨霊となってしまうのです。
では、なぜ悪霊にならず現世に留まっている霊や魂があるのか?
これは推測ですが、おそらく彼らが留まっている 「 場所 」 が関係しているのではないでしょうか。
オッド神父の霊は教会という神聖な場所の跡地に留まっています。
また、王家の迷宮をさまようグランゼドーラ王家ゆかりの者たちの霊も、王家の墓という静謐かつ特殊な場所ゆえに外界のチカラの影響を受けずに済んでいるものと思います。
一方、冥王の心臓をさまよう魂たちはネルゲルの魔力によってレイダメテスに縛り付けられているため昇天することも叶わず、またネルゲルの糧でもあるために悪霊と化すことも許されずにいるのでしょう。
【 霊 と 魂 の違いとは? 】
霊と魂の違い。
それは、ひとことで言うなら 「 発現しているチカラの強さの違い 」 です。
魂の状態は誰であろうと光る球体の形をしています。
この形の時は、発現しているエネルギーが低い状態だと考えられます。
発現しているエネルギーが低いということは他者に干渉するチカラも弱いため、デスマスターなどの特殊な修行を積んだ者、あるいは生来の霊感が極めて強い一部の者にしか知覚することはできません。
一方、霊の状態の時は発現しているエネルギーが高いため生前の姿をしており、ある程度霊感が強い者には霊の姿を見ることができます。
霊の状態では霊感が強い者と会話することができ、様々な能力を行使することもできるのです。
ここで誤解してはならないのは、霊も魂も 「 内包しているエネルギーの量は変わらない 」 ということです。
ただし、霊の状態を維持するには魂の状態の時よりも多くのエネルギーを消費するため、普段は魂の状態でいてエネルギー消費を抑えており、有事の際にエネルギーの消費量を増やして霊の状態に変化するのだと思います。
そう考えると、ネルゲルとの戦いにおいて主人公が冥府の縛鎖で拘束された時に、生き返し先の体の持ち主の霊が現われて助けてくれたことや、エルトナの聖地で怪蟲アラグネを倒した後にリタ姫の霊が現われたことなども説明が付きます。
今回はこの辺りで報告を終わります。
また、次の報告でお会いしましょう。
読んで下さってありがとうございました。