※ 注意!
【 この日誌にはバージョン6.5前期までのメインストーリー、および、様々なサブクエストのネタバレが含まれております 】
よろしいですか?
ども、テオフィロスですこんにちは。
今回の日誌は、神化の光炉に関して僕が感じた疑問について書こうと思います。
【 神化の光炉はなぜ二つあるのか? 】
作中において神化の光炉と呼ばれるものは二つあります。
ひとつは、天の聖壇にあるもの。
もうひとつは、秘伝の間、神化の工房にあるものです。
結論を申し上げると、なぜ二つあるのかという理由について明確な答えを見出すことはできませんでした。
ですので、ここから先は僕の推測と割り切って読んでください。
【 二つの神化の光炉の違い 】
神化の工房にある神化の光炉は、とこしえの揺り籠から受け継ぎし至宝であると作中で語られています。
天の聖壇にある神化の光炉と区別するために、こちらを 「 元祖・光炉 」 と呼ぶことにします。
元祖・光炉は神となるにふさわしい資質を備えた者が炉の中に飛び込み、その炎で魂を焼くことによって神化を成し遂げます。
一方、天の聖壇の神化の光炉は元祖・光炉を模して作られたレプリカです。
元祖・光炉に対してこちらは 「 新・光炉 」 と呼ぶことにします。
新・光炉で神化の儀を行うには複雑な手順が必要です。
・ まず、神となるにふさわしい英雄の魂を、死後に導きの天使が天星郷に召し上げます。
・ 次に、英雄の魂に天星郷の秘術を用いて仮初めの肉体を与えます。
・ それから、英雄に星巡りの試練を課し、魂の位を神化の儀を行うにふさわしい高みまで引き上げます。
・ 試練を司る審判の天使によって認められた英雄は 「 魂の燭台 」 に炎が灯り、燭台に全ての炎が灯った英雄だけが神化の儀を行う資格を与えられます。
・ 資格を得た英雄は、自らの魂の燭台を新・光炉に投げ入れ、新・光炉から飛び出した己の似姿をした 「 神化の炎 」 をその身に取り込むことにより、神化を成し遂げます。
元祖・光炉に比べて、新・光炉はどうしてこれほど複雑な手順を踏まなければならなかったのでしょうか?
【 神代の遺構が誕生する原因にもなった大災厄 】
神化の光炉が二つある理由、そして、二つの光炉で神化の手順がなぜこうも違うのか?
それについて考えるには、かつてフォーリオンを襲った大災厄について語る必要があります。
フォーリオンの地下に眠る 「 神代の遺構 」 は、ジア・クトがとこしえの揺り籠を襲った 「 いにしえの大崩壊 」 にて廃墟と化した、かつてのフォーリオンの市街地であると作中で説明されました。
しかし、Ver.6.4にて実際に神話時代のフォーリオンに時渡りして、それがデタラメであることが判明しました。
だとすれば、神代の遺構はいにしえの大崩壊ではなく、別のジア・クトによって引き起こされた大災厄によって廃墟と化したと推測されます。
(神代の遺構に漂う赤い霧がジア・クト由来であるため)
この大災厄の原因たるジア・クトが何者なのかは、ここでは考察しません。
ですが、この大災厄の事実は天星郷にとって甚だ不都合だったのでしょう。
そのため、当時の天使たちはこの大災厄をいにしえの大崩壊と言い換え、詳しい記録を残さなかったのだと思います。
結果、神代の遺構以前と以後で、フォーリオンの歴史には著しい断絶が生じてしまったのです。
神化の光炉について思うこと その2
【 歴史の断絶によって忘れられた元祖・光炉と、新たに作られた新・光炉 】
に続きます。