※ 注意!
【 この日誌にはバージョン6.5後期メインストーリークリア (スタッフロール) までの 『 重大なネタバレ 』 を含んでおります 】
※ 特に要注意!
【 この日誌は僕の個人的な感想、および妄想です。その旨ご了承ください 】
よろしいですか?
ども、バージョン6.5後期のメインストーリーを遊んでみて素直に 「 面白かった 」 という感想を抱いたテオフィロスですこんにちは。
前回の日誌までのあらすじ!
…天の箱舟を動かすエネルギーを求めてクリュトスと神代の島に向かった主人公。
一方、アシュレイが消滅するほど命脈を急激に消耗していたことに疑問を抱いた天使長ミトラーは、神化した英雄たちの健康診断を行うよう英雄の間と療養の間の天使たちに命じた。その結果、フォステイルを除く英雄たちは悪神化の影響で魂を損傷しており、その傷が癒えぬうちに創生巨神化したために予想以上に命脈を大量に消費していたことを知る。
ミトラーは英雄たちを天使長の間に集め、このままだと遠からず命脈を使い果たし消滅するかもしれないと英雄たちに告げる。だが、英雄たちのアストルティアを守りたいといいう意思は強く、己の命に替えてもジア・クトを倒す覚悟を決めるのだった。
そこへ、天の箱舟を動かすエネルギーを入手した主人公が合流し、一同は魔眼の月潜入作戦の詳細を詰めるため、ジア・ルーベのいる回生堂へと向かうのだった。
…と、なかなかいい感じにまとまりそうに思えたのですが、とある問題にぶち当たりました。
「 これ、どうやってゲームに落とし込もう? 」
というのも、この場に主人公がいないのが問題なんですね。
漫画やアニメなら 「 主人公の視点 = 読者・視聴者の視点 」 であるとは限りません。
しかし、ほとんどのRPGは 「 主人公の視点 = プレイヤーの視点 」 だと思うんです。
特に、ドラクエシリーズのナンバリングタイトルは。
つまり、ドラクエ10のゲーム内でこのシーンをムービーなどで入れるわけにはいかないんです。
〇 だったら、この場に主人公がいれば良くね?
と、僕も考えたのですが、おそらくミトラーの性格的に主人公はこの場に呼ばないと思うんですよ。
そして英雄たちも 「 自分たちが命脈を著しく消耗していて、消滅の危機にある 」 と主人公に知られたくないと思うのです。
主人公に余計な心配をかけたくない。
創生巨神化したことで英雄の命脈を消耗させてしまったと、主人公が自分を責めるのではないか不安。
そういった理由で、英雄たちは主人公に事情を語らないでしょう。
結局、主人公は英雄が全員消滅する瞬間まで、この裏事情は知らないままじゃないと不自然な流れになると思います。
でも、英雄が全員消滅した後に天使長ミトラーが 「 実はな… 」 と主人公に向かって、天使長の間で英雄たちに命脈消耗と消滅の危険について語るくだりをムービーを流して説明しても、それでプレイヤーが感動するとも思えないんですよね。
正直なところ、Ver.6.5後期のシナリオについて不満に思うところはあります。
ですが 「 じゃあ、どういうシナリオだったら良かったのか? 」 と自問自答した時に、納得できるシナリオを自分で考え出せないんです。
ある一点に対してだけなら代替シナリオを考えられても、それを採用すると別のどこかで矛盾が生じてしまうんですね。
【 結論 】
ゲームとして破綻せず、現状より素晴らしい物語を僕には考えることができない。
という結論に至りました。
以上で 【 Ver.6.5後期シナリオについて思うこと 】 の日誌を終わります。
最後まで読んでくださってありがとうございました。