※ 注意!
【 この日誌には バージョン6.1のストーリーにおけるネタバレが含まれております 】
よろしいですか?
【 ウルタ皇女の決意 】
最近サブでバージョン4.3 ( ウルベア地下帝国のおはなし ) をクリアしたのですが、ちょっと気になったことがあるんですね。
グルヤンラシュに暗殺されたウルベア皇帝ジャ・クバは、いまわの際に次のような言葉を遺しています。
「 01号……。もし 聞こえていたら
愛するウルタに 伝えておくれ。
余の死を 乗り越えよ。
お前に ウルベアのこれからを……
未来を……託す…………。 」
そして、困難を乗り越えて玉座に着いたウルタ皇女は集まった廷臣・臣民に向かってこう宣言しました。
「 ゆがんだ時代を正し 思いなかばに
散っていった者たちが 託した未来を
しっかりと 両の手で受け止め……。
このような悲劇を 二度と生むことのない
新たな時代 新たなウルベアを……
わらわと 共に 築いてほしい! 」
ジャ・クバ皇帝は 「 未来を託す 」 とウルタ皇女に言い遺し、
ウルタ皇女は 「 散っていった者たちが 託した未来を しっかりと 両の手で受け止め 新たな時代を築く 」 と決意を固めているのです。
【 3年越しの伏線回収 】
そして、バージョン6.1のストーリーにおいて、原初の炎を探しにきた主人公にウルタ皇女はこう語っています。
「 この原初の炎は ウルベアの発展を支えた秘宝。
これがあったおかげで 我が帝国は
大陸一の大国となったわけじゃな。
だが……
そちも知っての通り 先の大戦で
我が国は ガテリア皇国を滅ぼした。
我らは 大きな過ちを 犯してしまったのじゃ。
多くのドワーフが殺しあい……死んでいった。
もし あの光景を ナンナ様が見られたら
どんなに お嘆きになるだろう。
だから わらわは 民に誓ったのじゃ。
ゆがんだ時代を正し 思いなかばに
散っていった者たちが 託した未来を
しっかりと 両の手で受け止め……。
あのような悲劇を 二度と生むことのない
新たな時代 新たなウルベアを築くと。
いや……ウルベアだけではない。
わらわは わらわのすべてを
このドワチャッカ大陸のために 捧げよう。
すべての民を この大陸を
わらわは 一生をかけて 守ってみせる。
ひとつだけ 聞かせてほしい。
これは この大陸の未来のために
必要なことなのだな?
よろしい。ウルベアの英雄である そちになら
安心して この炎を 託すことができる。
受け取るがよい。
わらわの知らない場所で
そちは 戦ってくれておるのじゃな。
ドワチャッカの未来を よろしく頼むぞ。 」
バージョン4.1で語られた 「 託された未来を受け止め、新たな時代を築く 」 というウルタ皇女の決意は、バージョン6.1で 「 すべての民を この大陸を 一生をかけて 守ってみせる 」 という思いに昇華し 「 ドワチャッカの未来を頼む 」 という願いが主人公に託されたのです。
実に3年の歳月を経て伏線が回収されたわけですね。
以上です。
読んでくださってありがとうございました。