※ 注意!
【 この日誌にはバージョン7.0のメインストーリーにおけるネタバレが含まれております。
具体的には、
〇 メネト村、ムニエカの町、アマラーク王国の物語を終えた辺りまで。
ストーリーに関する重要なネタバレではありませんが、一切のネタバレを知りたくないという方はここで読むのをやめることをオススメします 】
【 この日誌の内容は筆者の推測をもとに書かれています。事実と異なる点が多々ありますのでご了承ください 】
よろしいですか?
〇 結論
『 バージョン7のストーリーの開発規模は思っていたよりも大きい。また、可能な限り省力化、合理化を図りプレイヤーの満足度が上がるように試みられている 』
前回は 「 広いフィールドを用意し、ストーリーに重点を置くことでプレイヤーの満足度を満たそうとしたのではないか 」 というお話をしました。
今回は各町の施設について僕が思うことをお話します。
【 各町の施設について 】
メネト村、ムニエカの町、アマラーク王国。
それぞれの町には、宿屋、道具屋、預り所、旅人バザーの4つの施設しかありません。
以下に記す施設NPCはゼニアスにはいないのです。
〇 転職神官(ダーマ神官)
〇 サポート仲間紹介人(酒場マスター)
〇 まもの管理人
〇 まもの用道具屋
〇 案内係(コンシェルジュ)
〇 郵便局員
〇 便せん屋
・ 神父(教会)
( 〇印の施設NPCは魔界の各国にもいたものです )
なぜ、これらの施設NPCはゼニアスにいないのでしょうか?
【 ゼニアスの世界観に合わせるため 】
アマラーク城の本棚で読める本 『 ゼニアスの信仰と宗教 』 には、次のような記述があります。
「 神や天使は ゼニアスの滅びを止められなかった。
苦しいとき つらいとき 助けてくれなかった……
信心を捨てるには じゅうぶんな理由だろう 」
ゼニアスではすでに神への信仰心が廃れてしまっているため、教会もなく神父も存在しないのです。
また、魔界に神父がいなかったのは、魔界の住人が創生の女神ルティアナを信仰していなかったのですから当然だと思います。
では、他の施設NPCはどうなのか?
・ 郵便局員
ゼニアスでは郵便制度が無いのでしょう。
というか、メネト村、ムニエカの町、アマラーク王国自体に相互交流が無いため、郵便制度が存在する必要が無いと思われます。
・ 便せん屋
郵便制度が無いので、必然的に便せん屋も存在しません。
また、ドラクエ10では便せん屋は基本的に 「 エルフの女性 」 が務めることになっており ( 偽レンダーシアのような例外アリ ) ゼニアスにはエルフがいないので便せん屋もいないのだと思います。
・ 転職神官(ダーマ神官)
ゼニアスには転職を司るダーマ神がいない、もしくはいたとしても信仰されていないので転職神官がいないのだと思います。
・ サポート仲間紹介人(酒場マスター)
さすがに酒場が無いとは考えられないので、描写されていないだけでゼニアスにも酒場はあると思います (お酒があることは判明している)。
ただし、アストルティアの全ての酒場のオーナーは 「 すごく有名な酒場の女主人 」 であり、サポート仲間紹介システムはその女主人が取りしきっているのでしょう。
ゼニアスはこの 「 すごく有名な酒場の女主人 」 の管轄外のため、紹介人がいないのだと思います。
・ まもの管理人
ゼニアスには 「 まものつかい 」 という職業が存在しないため、まもの管理人がいないのでしょう。
・ まもの用道具屋
まものつかいがいないので、まもの用道具屋も存在しないのだと思います。
・ 案内係(コンシェルジュ)
ゼニアスには世界宿屋協会が無いので、コンシェルジュがいないのでしょう。
ですが、世界宿屋協会はアストルティアでも最大級かつ最強のチカラを持つ組織のひとつです。
ナドラガンドでは主人公よりも早く聖都エジャルナに到着して業務を開始し、その影響力は魔界にも及び、果ては5000年前のエテーネ王国にすら存在していたくらいです。
さらに、各大陸の福引を取りしきり、巡航船クイーン・セレシア号も所有しています。
遠くない将来、ゼネシアの地にコンシェルジュが降り立つのはまず間違いないと思います。
以上のことから、僕はゼニアスの各町の施設NPCが少ないのは、ゼニアスの世界観に合わせるためだと考えます。
そして、同時に施設NPCを配置するコストを削減する目的もあったと思うのです。
【 その4 各町の施設が増える可能性 に続きます 】