閲覧ありがとうございます。
現在オープンハウス登録を行なっているルネッサンリゾーツinジュレットのメイキング解説第三弾です。
長くなってしまったため庭メイキングは前編、中編、後編に分かれています。
今回は庭具の配置に関する内容からのスタートです。
③配置、再現
コンセプトに則って選んだ庭具の配置を決めていきます。
ここが一番、外部から仕入れた知識があればあるほど色々な表現ができるようになって楽しいところかなと思います。
他の方のハウジングの作品のみならず、一般的な建築やインテリアも勉強しておくと配置する時の根拠の裏付けになり自分の中の納得感も生まれます。
下記は膨らましたイメージを実際にハウジングで再現する為に考えたものです。
◯ライティング
前回のメイキング記事で、海辺のお洒落なリゾートを表現するために木をライティングしたいと決めていました。
しかし、直接木を照らせるようなスポットライトはありません。
そこで、雰囲気だけでも出せるようにヤシの木類の根本にキューブライトを設置してスポットライトを再現してみました。
プール部分は夜も綺麗に見えるように間隔を開けライトポールをイメージしキューブライトを設置。
家の裏側はどうしても暗くなり水の色の関係上溜池のような印象が出てしまいますが、それを払拭する為にキングスライムネオンを配置しました。ナイトプールのネオンのイメージです。
その他の箇所にもキューブライトを多数設置。
分かりやすい庭具な為、そのまま裸で設置するのはプール関連の箇所のみ、その他の場所は花壇に隠す等して間接照明として使いました。
◯植栽
大きな木はヤシの木類の他に、ステンドグラスがお洒落な印象を高めてくれるランタンの木類を3種類使っています。
狭い面積に3本植えたかったため、あえて同じ種類にせずバラバラの種類を三角形になるような配置にしたのですが、実際の住宅の植栽でも異なる種類の樹木を不当辺三角形に植栽すると美しく見えると言われているそうです。
これは配置した後に学んだ知識ですが、知ることにより自分の感覚は間違っていなかったのだなと自信に繋がりました。
◯水上デッキ
床をどうしようか考えている時に、ちょうどウッドデッキの床が実装されました。
これを見た瞬間に、そうだ!モルディブのコテージにあるような水上デッキを作ろう!と思い水の上に置いて表現しました。
分かりづらいですが、通路にあたる部分は下の水が見えるように、開けた部分は椅子を置いたりするため強度があるように見せたくウッドデッキを重ねて隙間を埋めています。(写真1枚目)
見た目にもメリハリが付くためその微妙な差はとても気に入っています。
何よりもウッドデッキを使用した水上デッキはモルディブ好きとして、誰かがする前に一番にやりたかったという思いがありました!笑
◯花壇
前述した通り、人工感を出す為に花は鉢に植った物のみ採用しました。
配置は手入れをされた感じを表現するために四隅や端にあたる部分は直線的かつ色等のパターンが分かりやすいように設置。
しかし、全てを直線的に綺麗に並べてしまうと、分かりやす過ぎて安っぽさが出てしまうため、内側の通路にあたる部分はなるべくランダムな種類で一部鉢をはみ出させたりしてほんの少し自然感を出しています。
↑2枚目写真
見え辛いですが3種のランタンの木を三角形に植えています。
ランタンの木は視点の中間層をお洒落に照らしてくれる優秀な家具です。
既存の庭具をそのまま置くだけではなく、庭具と庭具を重ねた新しい庭具の魔改造にもチャレンジしてみましょう!
表現できないものはできないですが、そのチャレンジ精神こそが必ず今後の大作を作る糧になるはずです。
以上が私がこのハウジングの庭作りにあたって意識してきた内容となります。
もちろん、反省点があるのに大幅な改修が必要なために直せなかった部分もあります。
自分自身もハウジングを始めたばかりなため、反省点や自分の感覚から生まれるオリジナリティと向き合い今後もたくさんの作品を作っていこうと思っています。
ハウジングが好きな人が少しでも増えるように私もお力になれれば良いなと思っています。
今後も応援していただければ幸いです。
ーーーーーーー
イベント出展予定
ーーーーーーー
■第27回けだまハウジング
開催日:5/18(土)21:30
集合場所:マイタウン あつまれ!けだまの森(8757-6516丘の町 3番地)
※動画撮影有
■ドキドキわくわく♪住まいの参観日☆見学ツアー
(O'sレイズのチムイベです)
開催日:5/18(土)21:30
ルネッサンリゾーツinジュレットは23:10~の回です。