初めて雇ったサポエルフの「ハヤブサ」二刀流のモーションのかっこよさに惚れてDQXが好きになった時のことを思い出します。あの4段のモーションを見て、バトマスにこめられた制作サイドの熱量を感じたものでした。
さて本題ですが、バトマスのメインスキル「とうこん」に、「踊り子」の「うた」と「おどり」の関係性のように「かくとう」を絡めてみたら面白いんじゃないかと思ったんです。その方向性で調整したらどうなのかなと。
その前に確認したいことがあります。
まず「かくとう」は全職のために必要なの?という疑問です。
結論として言えるのは「現状のままでは誰も使おうとしない」だろうということで、それは確かだといえるでしょう。
序盤のレベル上げに限定して「使える」から「必要だ」というのでは答えにならず、どのレベル、どのコンテンツでも使えるレベルを想定することが必要のはず。
このスキルが全職において「武器未所持(素手)状態時」のデフォルトとして当てがわれるべくして用意されたものなのか、それとも肉弾戦を得意とする職業専用として想定されたものなのか、いまいちそこが定かでないのももやもやするポイントです。
いまではすっかり「素手でも強い」というニュアンスに落ち着いてしまった(評価の下がった)「かくとう」ですが、そもそも初期の設定の段階では「素手」だからこそ「使える」スキルであったはずです。つまり、「かくとう」はバトマス(あるいは武闘家)が活きてくるためのスキルであったはずなのでは?
身軽さやすばやさだけでなく、手数の多さと一撃を誇る職業をイメージして、ほかの武器種とのバランスを比較、考慮して設計されてたはずだと思います。それが刷新されぬままに「使えないもの」として放置されてることに違和感を感じているわけです。
「かくとう」はバトマスのイメージとマッチして魅力を放つスキルですが、そうしたテクニカルな方向性はなぜ消えてしまったのでしょう?
「武器経済優先」とする見解に納得を見るように押し流されて以降、ずっとこのスキルはなぜか日の目を見ぬ場所に放置されてきたように思います。なにが問題なのでしょうか。
このもやもやを解消してすっきりしたいのです。
「素手の状態」をノーマル、またはデフォルトのステータス値として見ることはできても、「かくとう」は全職に内蔵されたデフォルト時のスキルではないはずです。そこには各職のメインとなるスキルラインがあるはずですから。(バトマスであれば「とうこん」がそれに該当)
いくら「武器なし」状態といってもメインスキルのおかげでそれなりに戦えるようにはなってます。ですから武器がないから弱い→「かくとう」が他の武器スキルと比較して下位スキルに位置づけて見られる・・というのはおかしな話です。
一歩下がって特殊であることは認めても、「盾」同様に「利用価値のある選択肢のひとつ」として存在感を放って並列に置かれてしかるべきもののはず。
でも現在、ほとんどの職において「”かくとう”にポイントを振り分けるメリットがない」あるいは、「単に弱体化に通じるデメリット」としか受け取られなくなっている、と。
だとすれば、どうするのがよいのでしょうかね。
そこで個人的な見解によるので申し上げづらいのですが、ひとつだけ提案できるものがあります。とりあえずの暫時的な仕様として聞いてほしく思います。
仮に、現時点の「かくとう」スキルを以下のように変えてみたら・・?ということです。
例)
現在 →バトマス時「素手時○○アップ」
改修後 →バトマス時「常時全スキルラインで○○アップ」
(100Pまでの上記スキルは撤廃)
この「○○」の部分に「かいしん率+??」を入れた場合、なかなか魅力的な仕様となるように思えるのですが。
踊り子の2WAYスキルのように、たとえばバトマスの「とうこん」の任意選択スキルに「かくとう200Pにする(専」を組み込み、
さらに「かくとう」160P以上の任意スキル選択肢に、
・テンションバーン時 防御力アップ
・天下無双が直線上の複数にヒット
・ミラージュボディ・・こうげきが全段追撃ヒット などを用意します。
そうして他職とのバランス格差を埋めるという案です。
(「素手」を活かした戦法についてはなかなか妙案が浮かばない・・)
「かくとう」を活かした大幅な特技能力の底上げです。
各職においてもこれを実現するなら、「盾」との併用でよりテクニカルな職ができあがる可能性も秘めてると思います。もちろん甘い想定に基づいた話なので、一度実験させてもらって検証の必要な案件ではあります。