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ゼファー

[ゼファー]

キャラID
: JC633-789
種 族
: 人間
性 別
: 女
職 業
: 旅芸人
レベル
: 130

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ゼファーの冒険日誌

2014-08-17 02:57:34.0 テーマ:ハウジング

第69話 機々械々きらまらぼ(前編)

コンバンハ。
とりあえず完成しました。ハウジング。

基準がよくわからないけど…、ま~~センスないですし
なかなか悪趣味なので、理解に苦しまれるかと思いますが
一応頑張ってみたので紹介します。

とか予防線を張りつつ、ノリノリで解説しちゃうゼファーです。
しかも3話構成って…。
まぁ夏休みスペシャルということでひとつ。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――


帰る主を失くした家々が建ち並ぶ住宅村。
オルフェアの町に隣接するフラワーガーデン地区7777丁目も
そんな寂れたゴーストタウンのひとつだ。

しかしそこでは夜な夜な、規則的に噴き出す蒸気とともに
鉄と鉄が擦れあい、軋むような音が響き渡るという。

優雅な噴水を囲むように可憐な花が咲き乱れるその憩いの広場に
場違いであることも気にせず堂々とそびえ立つ巨大な要塞。

きらまらぼ。

オルフェアの子どもたちがそう呼び、肝を試す格好の遊び場としているのは
かつてマシン系モンスターを専門に扱っていた研究所。
数年前に悲惨な暴走事故を起こして以来、封鎖されていたはずの廃施設だ。

今回は、そんな曰く付きの廃墟を買い取り住居としている、
偏屈な冒険者のハウジングをリポートしていくことにしよう。

聞けばその人物は、様々な鳥の頭骨をかぶっているだとか
外見は女性なのに中身は完全にオッサンだとか、怪しい噂は絶えない様子。
許可は得ているものの、用心したほうが良いのかもしれない。


ではまず庭から見ていこう。
看板は当時のままで霞んではいるが、立ち入り禁止を促す文面と
恐らくは正式名だろう、キラーマシン・ラボラトリーという文字が読み取れる。

まさにと言ったところ、玄関先では番人のキラーマシンが目を光らせていた。


そればかりか、左手には数世代前の型と思われるそれらの形骸が整然と並ぶ。


右手には畑や井戸があり、それがここで人が生活していることを感じさせるが…。

やはりこちらにも年代物の大砲と、動かなくなったキラーマシンたちが置かれ
妖しくうごめく枯れ木と相まって異様な雰囲気を醸し出している。



…この家は、大丈夫なのだろうか。

後悔の念が押し寄せるが、しかし私もリポーターの端くれ。
最後まで視聴者にお伝えしなくては。

決意を改め、住居内にお邪魔させていただくことにする。

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