コンバンハ。
とりあえず完成しました。ハウジング。
基準がよくわからないけど…、ま~~センスないですし
なかなか悪趣味なので、理解に苦しまれるかと思いますが
一応頑張ってみたので紹介します。
とか予防線を張りつつ、ノリノリで解説しちゃうゼファーです。
しかも3話構成って…。
まぁ夏休みスペシャルということでひとつ。
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帰る主を失くした家々が建ち並ぶ住宅村。
オルフェアの町に隣接するフラワーガーデン地区7777丁目も
そんな寂れたゴーストタウンのひとつだ。
しかしそこでは夜な夜な、規則的に噴き出す蒸気とともに
鉄と鉄が擦れあい、軋むような音が響き渡るという。
優雅な噴水を囲むように可憐な花が咲き乱れるその憩いの広場に
場違いであることも気にせず堂々とそびえ立つ巨大な要塞。
きらまらぼ。
オルフェアの子どもたちがそう呼び、肝を試す格好の遊び場としているのは
かつてマシン系モンスターを専門に扱っていた研究所。
数年前に悲惨な暴走事故を起こして以来、封鎖されていたはずの廃施設だ。
今回は、そんな曰く付きの廃墟を買い取り住居としている、
偏屈な冒険者のハウジングをリポートしていくことにしよう。
聞けばその人物は、様々な鳥の頭骨をかぶっているだとか
外見は女性なのに中身は完全にオッサンだとか、怪しい噂は絶えない様子。
許可は得ているものの、用心したほうが良いのかもしれない。
ではまず庭から見ていこう。
看板は当時のままで霞んではいるが、立ち入り禁止を促す文面と
恐らくは正式名だろう、キラーマシン・ラボラトリーという文字が読み取れる。
まさにと言ったところ、玄関先では番人のキラーマシンが目を光らせていた。
そればかりか、左手には数世代前の型と思われるそれらの形骸が整然と並ぶ。
右手には畑や井戸があり、それがここで人が生活していることを感じさせるが…。
やはりこちらにも年代物の大砲と、動かなくなったキラーマシンたちが置かれ
妖しくうごめく枯れ木と相まって異様な雰囲気を醸し出している。
…この家は、大丈夫なのだろうか。
後悔の念が押し寄せるが、しかし私もリポーターの端くれ。
最後まで視聴者にお伝えしなくては。
決意を改め、住居内にお邪魔させていただくことにする。