…正式にVer.3をクリアしたよ~!
ポストにも次のクエストの手紙が来てるよ~。
…と、なんか竜の封蝋の手紙も入ってるし。
どれどれ、開けてみよう…。
「こんにちは、邪悪の意志ことナダイアです。
今は竜世界の地獄にいますが、
炎の領界の暑さにに比べるとまだ快適です♪
いえそんなことより、実は私も操られていたのです!
アイツは自分の目的のために、我々に嘘の伝承を教え、
片や解放者であるあなたを支持し、
我々はそのシナリオどおりに倒されてしまったのです。
どうか我々の復讐をしてください!」
な、なんですとー!!
あんなにがんばって走りまわり、挙げ句
パンクした自転車のチューブのようになったのも、
そいつのせいだったのかーっ!
しかもそいつはまだ生きているのか?
一体誰なんだ?わたしのお脳ではわからないぞ。
よし、エテーネ随一の賢者に聞きに行こう。
オーマイフレンド、シンちゃーーん!
「ちょっと、その名前で呼ばないでくださいよ。」
なにカッコつけてんのー?
それより、こんな手紙が届いたんだ。
「どんな内容です? …ほう…これは…わかりました。」
なに?もうわかったの? それより
「ホンマでっか!?TV」の澤口の先生みたいに
ひとりでわかってないで、教えておくれよ~。
「そうですね、まずはナダイアを欺けるということは
位の高い神官でしょう。そして解放者を支持したとなれば、
キアラさんもその人物を知っているでしょう。」
ナ、ナンダッテー?! でもまだ特定できない…。
「ではヒントを。一方でナドラガ復活を企み、
一方であなたを支持する…。
つまりナドラガが勝ってもあなたが勝っても
利益を得る人物とは誰でしょう?」
んんん? ナドラガが勝ってたら、
アストルティアに攻め込むだろうし。
うちらが勝ったから、ナドラガンドもアストルティアもみんな喜んだよ。
マイユの村とサジェの村の交流もあるみたいだし。
「そこなんです。つまり犯人は、アストルティアと
つながることが目的だった。
はじめはナドラガを復活させアストルティアに入る予定だったけど、
ナドラガを倒せるかもしれないキアラさんが現れたので、
より安全にアストルティアに入るために
キアラさんの支援もした…。」
…ちょっと待って。ナドラガンドの人で
アストルティアを知る人って限られてこない?
「そうですね。ただ、キアラさんからの情報により
アストルティアの魅力に気づいてしまった人がいたとしたら…。」
えっ…それって…まさか…。
たしかにその人は言ってた。
「こちらでは、このような玩具が手に入らなくて」と…。
その直後、エテーネの村は炎に包まれ、一匹の竜が飛び去ったという…。
お~こわいこわい。