あまり評判のよろしくないキャラクターズファイルですが、
みんなが納得しそうなストーリーを考えてみました。
第1話
主人公はパクレ警部から依頼を受けた。
最近ダンダダ団に新人が増えたらしく、それが誰なのかを極秘で調べて欲しいようだ。
オルフェアで聞き込みを行い、断片的な情報を集めると、どうやらクタップという人物で、
ダンダダ団の入団テストのため近々大きな盗みをしようとしていることがわかった。
それをパクレ警部に報告すると、警部は何か予感が的中したようで悩みこんでしまった。
第2話
後日パクレ警部を訪れてみると、警部は悩みを打ち明けてくれた。
クタップはオルフェアの元警部パクタ老人の孫で、彼に恩のあるパクレ警部は老人にそのことを話せないでいた。
そんな中、パクレ警部は街中でダンダダ団の窃盗に出くわし、団員一人を捕らえようとする寸前で、それがクタップだと気付き、人々が見守る中で彼を逃し、オルフェアでの評判を落としてしまう。
第3話
パクレ警部はパクタ老人から依頼を受ける。
どうやらダンダダ団がオルフェア博物館の宝を狙っていることを極秘につきとめたので、その宝を警備して欲しいようだった。
主人公の聞き込みにより、それがクタップの入団テストだということを知らされた警部はさらに悩む。
そして彼が思いついたのが、隣町の強盗ハンハハ班にその情報を流し、クタップより先にハンハハ班に宝を盗ませることだった。
情報屋に扮した主人公はハンハハ班のリーダーに近づき、明日は警備が手薄だと伝える。
翌日、主人公も警備につこうとするが、ハンハハ班に正体を見破られておりバトルとなる。
博物館のまわりには、パクタ老人がオルフェア中の人を集めていた。
それはパクレ警部が汚名返上のためにダンダダ団を逮捕するところを皆に見せるためだった。
パクレ警部としては、ハンハハ班が現れ、そこを主人公と共に逮捕するつもりだったので、代わりに現れたクタップに驚き、逃げ口を防いだものの、逮捕できずにいた。
逮捕すれば汚名返上できるものの、恩人の孫を犯罪者扱いしなければならなくなってしまう。
錯乱の中でピンクレディーの「UFO」を踊ってしまうパクレ警部。
そこへ主人公が捕らえたハンハハ班を差し出した。
パクタ老人はこれもパクレ警部の手柄だと褒めるが、パクレ警部は「実は全てクタップの手柄だ」と言った。
人々はクタップを賞賛し、パクレ警部には「はあんな子の助けまで借りて」と落胆し去っていった。
パクタ老人だけは真相を見抜き、クタップも改心を誓ったので礼を伝えた。
パクレ警部は恩返しができたと喜ぶのだった。
おしまい。