心に仮面をつけて
生まれつきの本性を隠し ありもしない善を装う
どこからか借りた優しさで 見えてしまいそうな何かを隠す
それが悪いことだと 決めつけなくていい
物心ついた時に 気づく人もいる
自分は何て冷たくて 人に無関心なんだろう
何て気が回らなくて 思いやりが無いんだろう と
それに引き換え あの人は何て思いやりがあるのだろう
あの人のようになれたら 少なくとも同じように振る舞えたら
その願いを行動に移す時 人は優しさの仮面をつける
仮面をつけることに疲れるのが
本心を偽っているんだという罪悪感からだとしたら
誰もあなたを責めていないよ 自分自身で傷つけないで
あなたが理想とする振る舞いを 呼吸をするように自然に出来るようになったら…
それは 接ぎ木の花がまるで元の幹から咲いているかのごとく木を飾るように
太陽の光を借りた月が まるで自分の輝きだと誇るように
その仮面の優しい表情は あなたのものとなる
そんなあなたを見て また誰がかそれを憧れの仮面にしていくでしょう
って、うちのモーモンが言ってました。