ローサの冒険日誌

２０１３年の某月某日にウェナ某所で起きた事件でビルに引かれていた天然ガスのパイプの裂け目から漏れたガスが蛍光灯と反応し引火して大爆発を起こしたわ。
爆発した時刻は本来全員の半分以上が来ている時間だったけどその日はまだ誰も来ていなかったそうよ。
あたしのお祖父ちゃんが亡くなる前日（２０１６年１１月８日）にドワチャッカにいる某プクリポ（ナブレットの色違い）に会って色々な話をしたわ。
そのプクリポに『あなた達は別々の理由で遅刻したことで爆発事故を免れたようね。』と言ったら『確かに俺達は別々の理由で遅刻した為爆発事故に巻き込まれなかったぜ。俺達は毎日５分前までに現場に来て準備をしていた。それなりに時間は正確だったが爆発事故が起こったあの日まで誰も遅刻しなかったのが良い思い出だった。俺はアズランで温泉に長く入ったことで遅刻をしてしまった。』とのことだったわ。
さらに彼はそれぞれの遅刻した理由についてその詳細を教えてくれたわ。
某エルフの場合：数学の宿題をどうしても終わらせたくて遅刻
某ウェディの場合：大好きなアニメを最後まで見たくて遅刻
某ウェディの場合：アニメに夢中の彼女のことを待っていて遅刻
某人間親子の場合：夕食後うたた寝をしたことで遅刻
某オーガの場合：バザーに出品する武器がなかなか出来上がらず遅刻
某人間の場合：幼い子供達をジュレットに連れて行こうとするもぐずる子供達に手間取ったことで遅刻
某ドワーフの場合：体がだるくなかなか腰をあげることが出来なかったので遅刻
某人間一家の場合：娘の服が汚れていることを知って着替えさせたことで遅刻
某プクリポ兄弟の場合：ドルボードをどうしても修理したくて遅刻
某オーガの場合：美容院で全身の色を変えて遅刻
某ドワーフの場合：数人の友人からのツボ錬金の依頼をする為に遅刻
某エルフの場合：家のリフォームに物凄く時間がかかってしまい遅刻

２０人全員がそれぞれの違う理由で遅刻することは物凄くレアなことだけど、もしも遅刻したらウェナ某所の爆発事故の偶然を思い出してね。