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ついにノギ商店の看板商品である「グランゼドーラ産うまのふん」が、グランゼドーラ王室御用達の称号を得た。最短記録となる開業からわずか半年、それも国王陛下直々の認定審査を一発合格と、異例ずくめの快挙となった。
「面白いね。朕が(認定審査を)やるよ」。
御用達認定審査の当日、“盟友”ノギ店主の「グランゼドーラ産うまのふん」の御用達申請を耳にした国王陛下が、驚きの提案を口にした。
「国王陛下は(日々の公務で)ご多忙の身。王室御用達といっても、申請された商品の認定審査は大臣が行うのが通例です」(コルシュ大臣)。「前例?おそらくないでしょう」(同)。
異例中の異例とも言えるアリオス王からの提案に、関係者は一時騒然となった。
しかし、そんな中でも、店主は「(国王陛下による審査は)とても光栄なこと。(商品の品質には自信があるので)全く不安はない」と冷静だった。
関係者が見守る中、通常の倍近くの時間をかけたチェックを終えたアリオス王は、「色、香り、味、すべてがパーフェクト。さすがグランゼドーラ産だね」とにっこり。
さらには、「(これだけの品質は)他の国では出せないね。ムーニス王も欲しがると思うよ」と、仮想敵国の現国王の実名を出してまでの“太鼓判”。
国王直々、文句なしの御用達認定となった。
“盟友”の快挙に、アンルシア姫殿下も「(盟友であるノギなら)絶対にやれると思ってたわ!」と大喜び。
さらには、「ノギ商店以外のうまのふんには、高い関税をかけるようにお父様に進言するわ!」と、姫殿下の地位を最大限の活かした、盟友への頼もしい援護射撃も約束した。
認定の一報を受けた店主は、「身に余る評価をいただき、(国王陛下には)とても感謝している。グランゼドーラ王室の名に泥を塗ることのないよう、より一層努力してきたい」と、喜びもそこそこに今後の決意を口にした。
今後の展望を聞かれると、「まだまだ発表できる段階ではないが、(今後の商品展開は)色々考えている。楽しみにしてほしい」と詳細は明かさなかった。
これからのノギ商店と店主の活躍から目が離せない。