ノギ商店の店主ノギが、退団後初めて古巣の魔法戦士団を訪れ、同店の特製スパイスカレーを寄贈した。
アストルティアに待望のカレーブームが到来している。
先月から始まった剛獣鬼ガルドドンとの戦い。主力の魔法戦士達の戦闘食にスパイスカレーが採用されたことで、一気にブームとなった。
うまのふん専門店でありながら「特製スパイスカレー」を販売するノギ商店にも連日問い合わせが殺到し、順調に業績を上げている。
実は過去に魔法戦士団に所属していた経歴を持つノギ店主。現役当時はユナティ副団長らと共に命がけの任務にあたっていた。
ガルドドン戦において日々命を散らしながらパーティーの肉壁となり奮戦する魔法戦士達の活躍を耳にし、ノギ店主に眠っていた「魔戦魂」に火が点いた。
現役当時のユニフォームを身にまとって古巣を訪れたノギ店主は「(魔法)戦士として、商人として成長させてくれた魔法戦士団に恩返しをしたい」と、自慢の特製スパイスカレー(☆1で9800G相当)をユナティ副団長に手渡した。
久しぶりに現役当時のユニフォームに袖を通した感想を聞かれると、「これを着ると身が引き締まるね。サイズはきつくなったけど(笑)」と感慨深げ。
戦友からの華麗なる恩返しに、ユナティ副団長は「ノギから昔(現役当時)と変わらない魔戦魂を感じた。戦場は違うが我々はいつも共に戦っている」と応えた。
ノギ店主が挑む相手、それはカレーブームによって現れたライバル店だ。
不滅の「魔戦魂」を胸に、若き店主は新たな戦場で華麗に戦い続ける。
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【写真】伝統の魔戦ブルーのユニフォームに身を包んだ店主とユナティ副団長