夏は鬱。克服なんて出来なかった。何もない。何もない。僕は何もない。社会はゴミだ。多数派の狂人たちが世界を支配し、狂気は正気に、正気は狂気になった。
神さまはサイコパスだ。苦しみの溢れる欠陥世界を生み出し、高みの見物を行なっている。あるいは忘却したか。どちらにせよ、命を軽視していることに違いない。そして神が生み出した生物たちもまたサイコパスである。
少数派、マイノリティはこの世界の欠陥に気づき、悲観している。絶望している。
今の世の中は、医療の発達により、老人がのさばっている。そして、若者の足を引っ張っている。若者は苦しみ、老人もやがて死にゆく。老若男女が苦しみ、あるいは死に、多くの先進国が滅びようとしている。 苦しむ少数派は現在、多数派になりつつある。全ての人間がこの世の欠陥に気付き、悲観、絶望したとき、世界は滅びる。しかし、それは人類にとって救いであるはずだ。こんな世界、滅びてしまえばいい。