あれは、中学2年生の夏休みでした。
男3人、女2人で近所の花火大会へ。
誰と誰が付き合ってるわけでも無く、一緒に行く女の子が特段好きなわけでも無い。
ただ「女の子と花火に行く」という見栄が欲しい年頃だった。
正直、これだけで非リア充の中の勝ち組になれた気がした。
(男性の皆様は、この気持ちわかりますね?)
ところがどっこい、その日は女の子にペースを乱されてばかりだった。
「どらくん、浴衣似合うね!」
「お好み焼き、半分こしよ!」
「そのお茶一口ちょうだい!」
お茶って、ペットボトルだからね?
この意味、分かりますよね?
こんなことをされたら男なんて単純でちょろいもんなので、好きになっちゃうんです。
家に帰ってからも、その子の余韻で頭が一杯でした。
付き合うって何から始めるの?
ここまで、考えてました。
僕は臆病者なので、ある程度確信を持ってからしか行動しません。
その日から、彼女の情報集め。
そして、真実はいつもひとつ。
他中に、1個上の付き合ってる先輩がいる。
それでは聞いてください。
「 好きすぎて滅!」