バージョン5.3の記録です。
ストーリーが追いついてない人、ネタバレNGの人は、ストーリーが追いついてから、読んでくれたら嬉しいデス。
ストーリーが進んでる人、ネタバレオッケーの人は、続きへgo~
さて。
新体制のスタートアップをしていたアタシに、引き続き、魔界の人心掌握のための公務が提案された。
提案してくれたのは、3人の魔王達。
それぞれが、ある意味とっても「らしい」公務を提案してくれたので、頑張ってみることにした。
…うん、ちょっと気合い入れて頑張らないと、こなせない感じ。
まずは、ユシュカが提案してきた公務から、チャレンジ開始。
指定された場所への道すがらの風景。
魔界に、こんな場所があったんだなあ、とつい見とれてしまうような、美しいところ。
…でも、のんびりした気分はここまでだった。
ユシュカのお題は、この先にある岩山に、自分の顔を彫って貰ってこい、というもの。
歴代の、特に傑出した大魔王だけが、顔を彫って貰うことができるんだそうだ。
ここに顔を彫って貰うことで、謂わば箔がつく訳だ。
ただ、なにぶんポッと出の大魔王なもんで、専任の彫刻家のオジサンに納得して貰って仕事して貰うには、かなーり、苦労したよ。
やれやれ!芸術家って奴らはもう、どいつもこいつも面倒な奴ばかり…。
続いてのお題は、アスバルから。
彼の国ゼクレスの貴族が主宰するパーティーに出席する事だった。
要は社交界デビューみたいなものだけど、何しろ所謂上流階級出身でもない(魔界のね。一応アタシもとある王国の王族出身ではあるんだけど、奴らが知る由もない)アタシに、貴族達は拒絶感が強いようだから、それを何とかしなきゃならないわけだ。
ある意味力ずくではどうにもならない難しいお題だけど、なんとこの人が貸してくれた知恵で、何とかクリアできたのだった。
…何か謎な展開になったおかげで、窮地を脱した感じだったけど、まあ、結果オーライ、かな。
最後は、ヴァレリアのお題。
とっても、彼女らしいお題だった。
新任の大魔王に反発して、謀反を企てている輩を討伐するというもの。
先行して内偵捜査をしていたベルトロと協力して、謀反の首謀者をおびきだし、討伐した。
…
やっぱり、ポッと出の大魔王なもんで、魔界の連中の中には、なんかの間違いで選ばれちゃったんじゃないかと思う奴もいるようだ。
しょうがない、結構思いきってガツンとやって納得させるしか、ないみたいだった。
…とまあ、なかなかのハードなお仕事が続いた訳だけど。
ちらほら、おかしなことも新たに起きていた。
謀反の討伐中に、なんだか見たような顔のヤツが現れた…と思ったら、正体を確かめる前に忽然と居なくなったり。
謀反の首謀者が、どうも何者かに焚き付けられたようなことを口走っていたり。
とりあえず討伐が片付いたので城に戻ったら、ゆっくり休む暇もなく、また問題発生の報せが来たり。
…就任早々、公務は早速ハードモードに突入していったのだった。