悲劇をいくつ越えても…
↓まあ、撮るよね。軽く50枚程度は
※タイトルは好きな曲から
どうも、好きなものは弟×兄、嫌いなものは兄×弟のルーカスです。
今日は、すっかり遅くなってしまいましたが、「約束の帰郷」の配信をもって終止符が打たれた(と思われる)、主人公とその兄弟の物語について、語りたいと思います。
思えば私がテンを始めた最大の理由は、主人公だけではなく兄弟キャラも作れるからという点なんですよね。
ちょうどその頃別作品のとある兄弟キャラクターに異常なほど熱をあげていたので、よっしゃ兄弟キャラ作れるなら!とテンに手を出すことになりました。
弟のルーカス(主人公)、兄のメルギス。
名前の由来は、その好きだった別作品の兄弟の名前が、弟がル、兄がメから始まる名前だったから、です。
そうしていつの間にか8~9年。ここまで続けていられたのはひとえにストーリーを追うためです。
何しろせっかく作った兄が、物語冒頭でいきなり離れ離れになるんですよ!せっかくキャラメイクしたのに、何してくれとるんじゃ!と当時は理不尽さに冥王を恨みましたね…。
え、これもう会えないの?と思って検索してみても、再会できるという話は一切あがっておりません。うちの兄が…兄が…。
オフラインモードでは兄を操作できますが、60年前の世界から帰る手段はなく、ごきげんなぼうしをリモートで届けるしか会う手段はなく…どうしてこうなった…。
もはや私にとって兄はヒロインです。バージョン2では風穴の研究所にたどり着くものの手紙だけで本人には会えず。
そしてバージョン3でようやく本人が現れますが、常に忙しそうに飛び回っていて主人公とまともに会話する機会もなし。
エステラとドンパチやってた場面で、兄いけ!エステラ負けろ!と応援してたのは私だけですかね。たぶんそうだ。
しかし、終盤ついに念願の兄との共闘!いやあ、写真撮りまくりましたね。どうせなら邪竜神のほうも手助けしてくれよ~頼むよ~。
ラストでは何千年もの旅路というまさかの言葉が。え?お前60年前に飛ばされただけちゃうの?もしかしてほ〇らみたいにループでもしてんの?
「いつの時代もどんな姿でも、きっとお前を見つけるよ」
どういう意味なんですかね、兄さん…。
バージョン4では主人公の出自が明かされてゆく中で、兄は血縁関係ではないことが発覚。
代わりに兄はあのバルザックの曾孫にあたり、錬金術の才能はそれ譲りだという描写が。加えて、恐ろしい者に成り果てるという予言まで。
この頃はガチでラスボスが兄になるんじゃないかとヒヤヒヤしてましたね…。何しろ情報が少ない。ウルベアや時獄の迷宮で出会った兄ともすぐに離れ離れになって未だにゆっくりと会話もできない。いつまともに再会できるんじゃ!
バージョン5は魔界が舞台なのでもはや兄の存在は忘れられたもの…と思っていたのですがまさかまさかの仮面の下。いや、あれは予想つく人絶対いなかったでしょ…。恐ろしきものってこれかい…。
兄が魔仙卿、弟が大魔王。なんだこの最強のふたりは。
何百年も前に別れた弟が魔界にやってきて、デモンマウンテンの試練を越えて大魔王の資格を得てやってきたとき、彼は何を思ったのかな。あのマスクの下で、どんな表情してたのかな。正体明かすまでよく平常を保ってられたもんだ。
そして、5.5前期は兄が主人公と言っても過言ではない大活躍!というかヒロインムーブ!
これまでずっと謎だった彼の永い旅がようやく明かされて、本当にすっきり。
クオードとは確かに友だったこと、テンスの花の錬金の影響で不老になったこと、徐々に同じ時代に留まれる時間が短くなっていったこと、どこにもいられなくなって世界から忘れられるのが怖いこと。
描き方が丁寧で、主人公と同じかそれ以上ほどの因果を背負った存在が兄だと改めて思いましたね。もはやこれ裏主人公やろ。
で、「もちろん」「ずっと一緒だ」「エテーネ村に帰ろう」…なんで全部選ばせてくれないんすかね?
本当の意味でのふたりだけの共闘を終えて、熱いタイトルロゴ回収!ここ最高に幸せ。ドラテンくんの超・伏線回収術は見事やでぇ…。
今彼は帰郷を果たし、エテーネ村で過ごしています。
村が焼かれたあの日にばらばらになりそれぞれの道を歩んだ、同じ村で育った主人公、きょうだい、シンイの幼馴染3人が本当の意味で再会できたのもうれしいし、主人公ときょうだいにまつわるひとつの物語が終わったという感じで感無量でした…。
ちゃんとイッショウとリリオルに会いに行くのもいいよね。オフラインもやってたからなつかしさがたまらない。
これからもずっと幸せに仲良くいてくれ…俺と兄の絆は誰にも引き裂けない…フォーエバーエテーネブラザーズ…(底なし沼に沈む音)
「やっと、同じ時間を生きられるんだな…!」