ウズメの冒険日誌

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アストルティア某日…


ウズメはその日、なんやかんやの儀式を乗り越え、まもの使いになりました♪


見た目は変わっていませんが、なんかパワーがついたんです。
思い込みってすごい（＾－＾）


さて、
まもの使いになった暁には、「まもののものも、おれのもの」らしいのです。

簡単に言うと、「ボカッ」と殴ると言うことを聞くらしいのです…


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うん、でも非暴力主義を唱える裸王にとっては、これって最大の難関です。


ハッキリ言って殴りたくなんかないのです。

なんで大事な仲間を、殴って言うこと聞かせなければいけないのか。


もっと古典的に、「きびだんご」とかでいいじゃん！？


ウズメは喜んで仲間になるよ♪
サル・キジ・ウズメでエスタークも倒せるさ（＾◇＾）


あるいはもっと現代的に、「セールストーク」とかでもいいじゃん！

・「必ず痩せます」とか
・「絶対に成績上がります」とか、
・露骨に「うちにくると年俸5億です」とか

でもウズメは疑り深いので、そういう輩は無視します。


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いやまあ普通にチャーム演出でいいんですけど、
とにかく、暴力は嫌だなというのが初めの直感だったのです…

そうはいっても、この世界では「戦いこそが正義」みたいなところもありますよね。

というわけで、世間の風潮に流されて、ウズメもまものを仲間にしにでかけました。



（まだお互いの距離を探りあっていた時代…）「こっちを向いておくれ？」


ウ「たぶん、この時が一番幸せだったと、今なら思うんだ…」（ポエム


（殴って言うことを聞かせた瞬間…）「グーでいくから！」


ウ「今もこの手に、あの時の痛みが残ってる…」（ポエム


（仲間を連れて新たなしもべを殴る今この瞬間…）「グーでいくから！おまえはチョキな？」



ウ「顔が怖い…」（事実



こうしてウズメの第一のまもの、ねこまどう（やれやれ）さんが仲間になりました。


しかし、自由におともさせるには、「なつき度」が100を超えないといけないらしい。


そしてなつき度は、「より強い敵を倒す」ことでしかあがらないらしい。


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なるほどね、
「恐怖を味あわせて、一緒に乗り越える、救ってあげることで恋の予感を演出する」

つまり吊り橋効果ですね♪


ハッキリ言います、
ウズメは釣り堀が嫌いです（＾－＾）


なんでこの子はわざわざ怖いところへ連れていかれて、そこから救出されて、「キュンッ」みたいな、
ご主人様の予定調和の「おれ様プレー」に付き合わなければいけないのでしょうか…


ウ「イラッとするなあもう…（#^ω^）」


でもそういうシステムなので、この子がどんだけガクブルしようが、
裸一貫のウズメ流でりゅうき兵の巣に連れて行きました。


するとウズメ（まもの使い）のレベルも、やれやれのレベルも、なつき度も、モリモリ上がります。



ウ「なんだか気持がいい…(´∀｀*)」


すっかりご主人様プレーにハマりました…

なつき度もMAXに、レベルもモリモリ上がる毎日。

この世はわが世と言わんばかりの気分です（＾－＾）


だから、やれやれが実は毎日ブルってやれやれしているのを完全に無視していたのです…


モリモリ＞やれやれ


そんなある日のこと…




ウ「あれ、やれやれってウズメより魔力高くね？」


…(；・∀・)

ウズメは一応、本職魔法使いです。

ネックレスやブローチはないんですが、なんやかんやで魔力570くらいあります。


ところがどっこいやれやれさんは、そんなウズメのプライドをぶち砕く、
とんでもない魔力の持ち主でした…


や「今のはメラゾーマではない、メラだ」


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ウ（ヤバい…


ウ「やれやれ、おまえも、強く、なったな！？」


…



　　　　　　　　　／「さん」をつけろよデコ助野郎！＼


ウ（あ、あれ？
　　　やれやれさん？
　　　　どうした！？急にハードSF風味に…


ウ「どうした！？ワレワレハナカマジャナイカ！」（必死


…


や「おれは忘れてねえからよ、スライム引き連れていきなり殴りつけてきた時のことをよ～」


ウ（どうした！？急にヤンキー漫画風味に…


ウ「いやあれはシステム上の問題


や「なんでも世の中のせいにしてんじゃねえよ！」


ウ「ﾋﾞｸｯ!!Σ(･ω･；｜｜｜（説教されたし！


や「たしかにあんたに憧れた時代もあったけどよ～、今じゃ、おれの方が上だからよ～」

　「あぶない場所をさんざん連れまわされたっけなあ…」

　「すべてはこの時のために、耐えてきたんだよ…裸王さんよ～」


…


ウ（だから、言ったんだよ、殴って言うこと聞かせるなんて、良くないってさ…


( ；∀；)


…