11月某日、
まもの戯れるモンセロ温泉峡にて『世紀末鬼ごっこ』なるイベントが開かれたました。
世紀末といわれたらこの裸王、参加しないわけにはいきません。
世紀末はわっちの時代(`・ω・´)
…
ただウズメは鬼ごっこにはトラウマがありました。
以前ドルワーム王国を舞台にしたとある鬼ごっこイベントに参加したところ、
開始5秒くらいで捕まり、「移動速度5%」の効果を一切生かすことなく終わったのです。
このときは、まずは隠れるところを探そうとウロウロしていると、まだ開けていない宝箱を発見!
「ラッキー(゚∀゚)」とさっそく宝箱をゲットしました。
とそのとき、
「この中に隠れたら見つからないんじゃないの?」
とウズメは気付いてしまったのです。
おわかりいただけたでしょうか?
なんか「ちょっと不自然なボッチがある」くらいで、誰も中にプクがいるとは思わないですよね?
…
いや、さっき宝箱開けちゃったから「ややボッチが不自然」ですけど、
みんなこんなところの宝箱あけてないに違いないです。
閉じてたら誰も気付かないはずなんです。
でもウズメは「自分が捕まったことで鬼ごっこが始まったことを知った」
くらいのスピードで捕まりました。
ウ「解せぬ(´・ω・`)」
…
正直マジ納得いってなかったので検証してみました。
宝箱といえばこちらです。
おわかりいただけたでしょうか?
「なんかちょっとボッチが出てる」くらいで、誰も気付かないはずなんです。
現にこのとき訪れた冒険者さんは「ウズの宝箱」に一切触れずに他の箱を開けていきました。
ウ「理論はあってる!(`・ω・´)」
己の正しさに確信を持ったウズメはトラウマを払拭、
世紀末鬼ごっこへの参加を決意したのです。
…
さて舞台は世紀末のモンセロ温泉峡、
ウズメの右腕(サブ)サクヤんを引き連れての参戦です。
決して「誰かがきたらサクヤんをデコイ(囮)にしてウズメは逃げ切ろう」
などという姑息な考えはなく、純粋に二人で参加しにきたのです。
鬼ごっこ帽をセットし、いいねをもらわないように逃げきる(`・ω・´)
鬼が来る前にわっちら逃亡者は温泉峡に散らばります。
しかしモンセロ温泉郷は手ごわい敵が多く、裸王は下手に動くとバングルさんにぬっコロされます。
ここは「ジっと待ちが正解」と己の理論を貫きました。
おわかりいただけたでしょうか?(いやわかるはずがない(反語
完ぺきに風景に溶け込んでいます。
誰が見ても「池に浮かぶブイ(浮標)」です。
ところがまたも開始5秒くらいで捕まりました。
( ^ω^)・・・
ウ「マジで?もう始まってるの?」
初めての土地で緊張したとかあるかもしれません。
1回目の鬼ごっこが終わるのを待ち、気を取り直して再挑戦です。
ウズメが思うにさっきの場所は「沼の質が悪かった」のです。
ちょっと水深が浅かったような気がします。
なので2回目は水質調査をしながらベストポジションを探していたら、
またも開始5秒くらいで捕まりました(´・ω・`)
…
ウ「もう始まっていたのですか?」
…
ウズメは鬼ごっこに参加すると、毎回「もう始まったのですか?」しか口にしていない気がします。
やる気がモリモリ消えうせていきました。
…
と、ここであることに気付いたのです。
( ゚д゚)ハッ!
ウ「理論が間違っていたのかもしれない(´・ω・`)」
3回秒殺されたことでやっとウズメも気付きました。
「ちょっと不自然だけどみんな気付かないに違いないさくせん」
は理論として間違っていたのです。
不思議なことにけっこうみんな気付くのです。
…
ウ「不思議だなぁ( ゚д゚ )」
幸い鬼ごっこイベントはまだまだ続くようでしたので、ウズメはさくせん変更を決意、
するとやる気もモリモリ回復していきました。(自己暗示
もうウズメに死角はない!
誰もウズに追いつけない!
勝利への道、見えたナリ!
ウ「次から本気出す(`・ω・´)」
…
次回予告:
テーレッテー\(^o^)/
「ウズはまだ本気出してないだけ!」
といかにも言い訳がましい発言をぶち上げたウズメ、
一糸纏わぬ裸王の前に、地獄の鬼が迫り来る!
次回、ウズメの件ですが何か?
「覚醒!鬼ごっこの鬼ウズメ参上~崖の上のウズ~」に乞うご期待!