モどんだ。前回の続きを書く。
メンバーは以下のとおり
黒モーモンの「ケたま」
コイツは無口でいったい何を考えているのかさっぱり謎だ。そして稀に「クックック...」と小さなかみ潰した声で笑う。仲間にいうのもなんだが、少し気味の悪いヤツだ。…が、あんこ玉とは良く一緒にいるところを見かける。
監督...が言うには 旅の途中、寝ている時に2.3回頭から噛みつかれたらしい。よくもそんな危険なヤツを旅に連れていたものだと言うと、黒くて浮いてるし可愛いから...だそうだ。因みに我がチームのいのちしらずな回復役である。オレも噛みつかれないように気をつけないといけない。
赤いキラーマシンの「ガンダムさん」
真紅のボディと相まって不思議と妙な威厳があり、皆が「さん」付けで呼ぶのも納得がいく。
そして、ケたまとは逆にお喋りだ。オレが覚えている範囲では「ピッ、カナシイケド、コレッテセンソウナノヨネー」とか「ボウヤダカラサ...」、「ピピッ、アエテイオウ、...カスデアルト!」とか「...ヘノツッパリハ、イランデスヨ!」などと謎語録ができるくらい常に独り言を言っている。言葉の意味はわからないが、なんとなく言っていることに深みがある様な気がするので おそらくかなりの修羅場を潜ってきたのではないかと思っている。
監督...が言うには「すこしこわれちゃってる」らしい...我がチームのアタッカーである。
それともう1人、忘れてはいけないのが 我がチームのマスコット的存在であり、スーパーサブ(雑用)であるゴーレムの「ハンセンくん」 左利きだ。
「気は優しくて力持ち」という言葉以外に例えようが無い漢。ゴーレムに性別があるのかは知らないが。
どんな仕事(雑用)でも一切不平不満を言わずに黙々とこなす姿はオレも関心させられる。…とはいっても彼は「フンガー」としか言葉を発しないので実はその「フンガー」の中に色々な意味が込められているのかもしれない。ハザクラに好意を寄せているように感じる。…そっとしておこう。
しかしそんな彼も、ウワサではその昔、闘技場でかなり名を馳せたモンスターだったとか…真偽のほどは定かでは無く、アイツ…いや、監督も「たびしてて、つまずいてころんだらハンセンくんだった。あとはしらない」と。
彼も謎の多い漢だ。
以上が「キャプテン・ちゅんタス監督」の元、闘技場に挑む謎多きメンバー達だ。
…が、ハンセンくんもいるのに、なぜいつも旅に同行しているオレが参加しなくてはいけないのかが本当は1番の謎だと思う。