ミキーヲの冒険日誌

しえんさんのハウジンガー度チェックシートに、「自分が作る家の雰囲気」というものがある、というチェック項目があって、なんかすごい納得した。ありますよね、意識してなくても表れる自分なりの空間って。ツイッギさんの、話題の「残念な」お宅にお邪魔した時も同じような事を感じた。ツイッギさんの前のお宅を訪ねた時と同じ印象を受けたのよね。自分だけのプライベートな空間を演出するのがとてもお上手なんだと感じたのです。お客を招くような感じではなくて、何というかみんなが心の中にそれぞれ持っている自分だけの小さな幸せを大事に取っておく掛け替えのない空間（つまり今は残念な空間笑）を作るのが好きな、お上手なお方だな〜と。
そんな風にお宅を見て行くと人となりがわかるような気がして面白かったりする。人が集まる酒場風だったり社交場もあるようなお城だったり、何かを展示するスペースだったりごちゃっと色々置いてある賑やかな楽しいお家だったり、ちょっと怖いお家だったり。作った家に人柄が出るってことですね。その、自分とは違う個性を体感するのがお家探訪の楽しい所のように思う。家具の配置の妙を見られるのも勿論楽しいけど、そこから得られる感性を共有するのがハウジングの素晴らしい所だと思います。
かく言う自分も独特の空気があると思う。なんかねー、精神的な安らぎを与えてくれる、ちょっと寂しいくらいに落ち着いた空間を作ってしまいます。時間帯で言えば夜、の家ですね。電気を消したくなるのはこのせいか。帰る場所、自分の居場所を作る感じになる。あと、几帳面ですねたぶん。空間を全部使いたいし平面的な配置が多い。斜めとか丸型とか置けない涙。
こういった個性にたくさんの引き出しがある方は本当に素晴らしいと思う。自由自在に空間を演出できるって、文字通り感覚が鋭いってことだし、それこそ神だよなーって思いました。