上の写真は我が家の二階。テラス風の家の内装を和風にすると、二階は周囲が板の間になるので、襖導入にあたって几帳面な私は板の間と畳の境に襖を並べることしか思いつかなかった。これにより、廊下が生まれた。
二階には三間あるのですが、襖を二種類、牡丹とモダンを使ってそれぞれの間を作りたかったので、部屋と部屋とのあいだにスペースをとって、結果、ここも廊下になった。
下の写真は、板の間の廊下から、間と間を仕切る廊下に入るところ。
曲がると奥まですらっと廊下。
そしてここに鎧。
じっとこちらを見据える鎧。
この廊下に足を踏み入れたら、いつも鎧に見られながら動くことになる。
襖を閉じていると閉塞感があって、いやーーーーな感じ急上昇。一本道ですからね、逃げられない。嫌でも意識する悪意のある配置笑。
廊下って、狭いしどこかに袋小路があるからこの緊張感と鎧をセットで置いたらきっと怖くなるなと思ったのですよね〜。廊下は生活感少なめだし無機的な印象を作るのにも丁度いいと思った。
普通の家でも、部屋の中から廊下に出たときの、中と外の空気の違いがありますよね。その空気をぴりっとさせる鎧、廊下に置くのがいいなと、ひとり悦に入ってます。
板の間の廊下の突き当たりに置くのも捨てがたい。
こちらに置くと、階段を上がって廊下に気付いた後すぐにこの鎧の空気を感じることになるので、勢い的に迫るものがあってこれはこれで好き。板の間が、より廊下感を出しているから実際映えるのはこちらの方かもしれない。
でもねー、曲がった時にハッとする気持ち悪さを採用。しばらくは曲がった方に置いとく。
両方置く手もあるな。。。
今日はお仕事。いってきまー。