IKA劇場にてレッスン中のこと。
うちの事務所のグレイツェル社長に呼ばれた。
「ミキーヲ、あなたその衣装も大分古びてきたわね」
「そうですね〜。襟口なんか結構くたびれてきてます〜」
「新しい衣装を、、、と言いたいのだけれど、ちょっとまだ買ってあげられそうに無いのよ」
「いいんですいいんです社長!ぼく、、、いや私、この衣装気に入ってますから!ずっと着ていたいです!」
そう言って、ミキーヲはまたレッスンに励んだのであった。
その晩、宿舎にて。
うちの事務所、実は火の車なんだって知ってる。
もっと売れて事務所が潤うまでは無駄遣いをしないで、物を大切にしないといけないよね!
さあ、明日もレッスンあるし、次の曲のセンターを決めるイベントも近々あるという話だし、ゆっくり休んで寝ないとね!
草木も眠る丑三つ時。
彼の夢の中では、、、。
あはははは、うふふふふ♫
わーい!憧れの新衣装、スターリーだーい!
ふわふわで雲を着ているみたいだー!わーいわーい!
、、、でもこれは夢、、、夢に違いないよ。
翌朝のこと。
「ミキーヲ、おまえ、夜中うなされてたぞ、大丈夫か」
こちらはIKA劇場のパパさん。社長と対をなしてステージを見守る謎の存在。
「衣装がとうとか言って唸ったり笑ったり、こちとら寝不足だわい」「!!!」
「そういやな、服を買ったんだがワシ似合わないからお前にやるから、これ着てまた励めよ」
「!!!」
そこには、夢にまで見たスターリーのオーロラ色があったのでした。
「パパー♡!」
「ふふ、おれにはスターリーもオーロラも似合わないからな。おまえにやるよ。」
「パパー!ぐえーん涙!」
パパだーいすき!
さて唐突ですがここで一曲。
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★おねだり大作戦
https://youtu.be/K9ouwAuJE-0
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パパに会ったら、とりあえずほめまくれー!ということを改めて思い出したミキーヲなのであった。これからはパパに頼もう!
イカアイドルあたりめ10、スターリー旋風が巻き起こる予感!パパがんばって!
ではまたー。