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契約の係長

ミキーヲ

[ミキーヲ]

キャラID
: GG388-151
種 族
: エルフ
性 別
: 男
職 業
: 天地雷鳴士
レベル
: 115

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ミキーヲの冒険日誌

2016-09-25 22:23:47.0 テーマ:ハウジング

森の懺悔室

先日、知る人ぞ知る大人向けハウジングの会に参加しました。
主催者さんによって集められた20名超のハウジンガーさんが、あるテーマに則って家を作り訪問会をするというものです。
そのテーマとは、、、ずばり、、、「エロ」。
私も一件作らせて頂いたのでご紹介。私のお家は他の参加者さんに比べるとマイルドな方だと思っておりますが、、、この手のお話に耐性ない方はお戻りください。


では。。。


森の奥に、古い建物があるらしい、って話を友達から聞いたのよ。いつからあるのかわからないくらい古い感じらしいんだって。
森の奥で、いつもなら風にさわぐ木々の葉擦れも、そこだけはしんと静まり返ってしまうような、妙に空気の落ち着いた場所なんだって。
森の奥には鬼がいるから行ってはいけないってみんなが言うけれど、大人はいつも嘘つきで、ほんとうは、夜な夜な誰かしらがその建物へ、何か、他人に見られると良くないことがあるかのようにこっそりと、出かけて行くんだって。


お化け屋敷に入るみたいな勇気を出して、僕もその建物を訪ねてみることにした。 そこは、街にもある教会みたいな場所でした。
中には人はいなくて、演台のところに貼り紙があったんだ。
いま、シスターは取り込み中で奥にいるんだって。用事がある人は懺悔室を抜けて奥へ来てって、貼り紙にはそう書いてあった。


振り返って、奥の扉を入ると、そこが懺悔室らしかった。
懺悔室って、なんて読むのかわからない。 街の教会でも、似たような部屋があるのを見かけたことがあるけれど、なんの部屋なのかわからない。いつも、大人は教えてくれない。


懺悔室を抜けると、さらに奥の方から声が聞こえた。
「あら・・・」 「すみません、いま、取り込み中で・・・」
女の人だ。
「懺悔の方ですか?」
なんだろう、ザンゲって。ここに来る大人は、ザンゲをするってことなのかしら。


「どうぞ、そこの扉を入ってください」
シスターに呼ばれるまま僕は扉を開けた。その部屋は、簡素な浴室みたいだった。 「さあ、あなたも懺悔しましょうね・・・」
眩暈のしそうな乳香の濃い香りにうずもれるように、僕はザンゲを知ろうとしていた。


家を作るにあたって、物語性が大事だなって常々思うのです。思うというか私の場合、自然とそうなります。なので、このテーマで家を作る時にも物語を作るのがメインでした。壁掛けのステンドグラスの光線が神秘的な雰囲気だったのでこれを活用して、そういう空気感を作ってみたつもりです。
ザンゲされたい方は林道3910-6まで。
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