ハウジングコンテストのお宅をゆっくりとお訪ねしております。
お訪ねしてみると、写真には映らない部分で驚くことが多いです。とくに、家自体の形や色や内装をちゃんと活かして作られているお宅は、、、素晴らしいの一言です。そういう、組合せの妙やアイデアを考えつくみなさんの作品はどうやって発想されたのだろうなといつも不思議でいっぱい!
そんな風に考え事をして歩いていたらもう日暮れ。陽が短いなあ。風も冷たいし冬真っ盛りだ。そうそう冬至だ南瓜と柚子を買っていこうか。
商店街に進んだ私は少しコートの襟を緩めた。
このへんは農具屋さんに花屋さんかな。柚子はどこだろ。南瓜は煮て、柚子湯に入り暖まろう。
反対側はえーと、右手がギザールの野菜屋さんかな?南瓜はこっちかしら。
左は綺麗なお花屋さん。
溢れんばかりのお花だわ。よく売れるのかな。看板娘が人気あったりして。どれどれ覗いて見る、、、、、、、、、社長!
寒風吹きすさぶなか、ぼくはとっさにコートを脱ぎ捨てイカになるとお花の荷車に隠れた。なにも悪いことをしていないのに何でだろう。
社長はとびきり妖しい笑顔を浮かべてお花の売り子に精を出していた。一本一本に魔法をかけているのかお花は色も形もよく、何人かの人が買っていった。
それでも売り上げはわずかばかり。このたくさんのお花が枯れる前に売り切れるとは到底思えないペースだった。
社長・・・苦労をかけます。
ぼくが、僕らイカアイドルが頑張ってはやく社長をアルバイトから卒業させてあげます。
「社長!ぼくもてつだいます!お花屋さん、一緒に頑張りましょー!」
崩れた顔を社長に見られないように背を向け、ミキーヲは荷車を引き始める。
「こんなお花、ぼくが毎日1台分くらい売ってきますから!」
「ミ、ミキーヲ・・・」
社長、これからはお花屋さんで頑張りましょう。
「おまえ・・・」
社長の声が震えている。
「練習をしろー!アイドルの方で頑張れあほ!!!!」
ミキーヲは背中に怒鳴り声を受けながら、元気に荷車を引いてゆきましたとさ。
そんな、アルシバさん宅でした。(お店遊びができちゃうほどリアルだということです笑!)
さてイカアイドルあたりめ10、1月後半をめどに新曲お披露目を計画中です!
イカのみなさん、日誌で連絡しますのでお時間合う方はゆっくり遊びましょう。またよろしくです〜!練習2回、本番1回で考えております!