前略
グレイツェル社長、お変わりありませんか。ミキーヲです。
僕はいま、闇の領界に放牧されているドルイドの群れを管理する仕事をしています。専用の機械に乗ってドルイドたちをひとまとめにしてゴロゴロさせて、こねこねして、パイ生地を作る仕事です。時給250Gです。
今日もむかしを懐かしく思い出しながら、仕事に励んでいます。
事務所があんなことになって大変ですけれど、、、社長、僕また、前みたいに、、、アイドル活動をしたいーーーー。
いや、こんなこと今更お願いできない。
時給250Gで、もうあと何十年と働かないといけないのだから。。。
ミキーヲはえんぴつを止めた。
その時である。
「ミキーヲ!」
ピキーン!
こ、この声は!まさか!
サングラスとおひげがチャームポイントの!
ちょいま先生じゃないですか!
密かにイカのアイドルの曲に振りをつけてくれていた、ちょいま先生!(初登場!)
「ミキーヲよ、先生は悲しいよ、お前がそんな程度で満足しているだなんて」
「やりたいことがあるならな、好きにやっちゃっていいんだよ」
「はい先生!ドルイドの仕事やめます!僕またアイドルやります!」
先生は教えてくれた。
「ミキーヲ、空をみろよ」
「お前の悩みなんてな、あの星ひとつ、雲ひとつ、動かすことはできない、そんなちっぽけなことなんだ」
「先生・・・ぐすん」
「泣くなよ、また、たっぷり振りをつけてやるから」
「先生・・・」
「泣くんじゃない、あたいまで悲しくなるだろ」
「ひっく、先生がお嫁にいけないのも、ちっぽけな悩みってことですね!」
「おい、それはダメなやつだ、、、ぐえーん泣」
イカのアイドルにちょいま先生(振り付け)が誕生!
先生は男であり女でありの悩める自由人。本当はイケメンの魚さんであるとかないとか。
さて、イカアイドルが自分の中で再始動。
これからどうなる!?新曲はあるのか!?
近々、ゆるくイカミーティングでも企画しようと思います!
ではまた。